T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 ブレーキディスクローターの確認 2

シム調整

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注文した工具や部品が届くまでの間、他にやる作業は面倒そうなのでそれほど手間の掛からないけど根拠も無い確認作業を幾つか(^_^;。

2号機のキャリパーに0.1mmのシムを挟んでみました。
試走している最中はローター鳴きも起らず割と安定して乗り易い感じ。戻って熱が上がった状態で回すとホイール回転抵抗が重かったので、結局は元に戻しました。
今度はフォークの間に0.5mmのスペーサーを挟んでキャリパーを外にずらしてテスト。
結果は熱入れるとどれも等しく回転抵抗は重い感じ。センターの問題では無さそうです。冷えると回転は少し軽く感じます。

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色々調べている最中に右ローターの縦ガタが治まっている事に気が付きました。停車直前のジャダーが再発しなくなったのはこれのせい。治った原因不明です。
ディスクローターも消えたので残るはブレーキキャリパー本体(のピストンシール)だけですね。

ゴムは劣化する

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ブレーキキャリパーだけでは無くても溝が残っているとは言え製造年が古いです。発掘してきたリヤハブダンパーは関東に居た頃に仕入れたものだから少なくとも12年は経過していますw。
使えるかどうかは英国から配送中の社外品ダンパー(純正の半額)と比較してから決めます。

車高調整

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車検時に指摘されてたリザーバータンクの高さをステーを変更してメーターバイザーより下げました。車検計測時の検査官の判断によりますが、車検証の数値はメーターバイザーの上端になっています。

出費が・・・

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補修痕のあるクラッチカバーは特に問題なさそうではありますが、綺麗そうなクラッチカバーを落札してみました。外側はマグネシウム製ですがステンレスプレートの裏打ちがされてるので結構重いですw。
ついでに納税通知書も届いていたので13年超のバイク2台分(と車)の税金を払ってきました。

955i-2 ブレーキディスクローターの確認

ブレーキディスクローターのチェック

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1号機と2号機のフロントホイールを手回しして回転抵抗の差が気になったので、再度2号機のホイールを回して調べてみました。以前よりはパッドの馴染が出たのか抵抗は少なくなっていましたが1号機まではいきません。しかもローターの当たり面が両方とも真ん中部分しか当たってない様な痕が。

1号機はDucatiホイールにサンスターのKC-102ローターの組み合わせ。スペーサー・シムを使ってNISSINキャリパーのローターセンターに調整しています。
2号機は純正ホイール・純正ローターです。

 

 

キャリパーピストン突出量の確認

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1号機、2号機は両方ともローターのセンターは合っていますが、パッドが減ってくると内側のピストンが外側より出てきます。
※均等じゃないの?と言われそうですが955iではこんな感じです。

経年劣化か

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色々調べてはみましたが特に問題になりそうな箇所は見当たりませんでした。
気になるのはガタのある右ローター側のパッドが若干内側の減りが大きかった程度です。やはり右ローターのガタとキャリパーピストンシールの経年劣化でしょうかね。

ウォーターポンプ部品到着

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ウォーターポンプシールも届いたのでLLCも交換しないといけませんね。汚水処理剤(固めるやつ)買わないと。
ウォーターポンプのOリングの比較用として代替OリングはISO規格のB0325Gを買ってみる事にします。

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このところ良い天気が続きますね。週末は雨らしいですが・・・(^^;。

違って見える

同じバイクの筈ですが

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同じバイクの筈ですが車体の傾きとヘッドライト位置とハンドルで随分低く感じます。1号機はスピードトリプル1050用のメーターマウント兼ヘッドライトステーに交換しています。なのでハンドル切ってもフライスクリーンは左右に動きません。

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後輪の確認

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彼是19年使っているホイールーハブオフセットの異なるDucati用ホイールをTriumphに適合させるスペーサーを点検します。そうそう壊れるものではありませんが高トルクで締め付けるところなので(^^;。

2号機の方が気になる

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フロントスタンドで1号機の前輪を上げてホイールやブレーキの確認を行っている最中に逆に2号機のブレーキキャリパーのパッドの摺動面と引き摺りの強さが気になりました。キャリパーのOHが必要なのかもしれませんが、一度、純正キャリパーとローターのセンターが合っているか再度確認する必要がありそうです。

洗車中

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車体カバーを掛けても埃は付着しますので、軽く洗っておきます。

探せば見つかる

パッキン形状が・・・

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車体を揺すると漏れてくるタンクキャップのシールパッキンが代用出来ないか予備パーツのタンクキャップを分解してい見ました。※通常使用や走行では漏れてません。

残念ながら大昔のタンクキャップの様に単純なリング形状では無くフランジキャップ状になっていました。加えて単品パーツでは無く鍵ごとのユニットパーツですw。
とは言えネットを探してみればシール単品で売ってるんですね→リンク
予備パーツがあるので買わないけど(^^;。

付きませんでした

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2号機の試作クラッチホルダーを1号機に取り付けようと試みましたが固定位置のオフセットが大きくギリギリで付きませんでした。本来の延長ロッドを取付るには更にオフセットを延ばさないといけません。
正式版ではケーブル版と油圧クラッチの中間辺りのオフセットを狙う事にしますw。

 

  

 

 

 

 

1号機Acewellバックアップ電池交換

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ACEWELLの時計表示が消えてましたので、時計用のバックアップ電池を交換。今回は一年間持ちませんでしたが誤差みたいなものです。 

届いたら不良品かい(^^;

届いたら不良品でしたw

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納品された純正工具が不良品だった件(苦笑)。袋から取り出して何か変な感じだと思ってよく見たら一番力の掛かるピンが圧入にすらなってない状態でした。真鍮か~と思って上面からちょっと小突いたら抜けました(^^;。ピンの突出を調整して回してみたらやっぱり曲がって欠けました(爆笑)。

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製造委託にしても外注費ケチってはいけませんね。返品は効かないのでEbayの出来の良さそうな6ピン式社外品を発注しますかね。

簡単に外れるピンを測ってみるとヘッドナット側は深さ4mmでピン側も同じ長さで問題ありませんが、圧入シロが6mmしな無くソケット部の穴の深さは8mmでした。そりゃ動きますよね・・・。
社外品の工具が届くまで5mmの鉄棒でピンを作り直しとか試す時間はたっぷりあるのが幸いですかね(皮肉ですw)

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少しづつハンドルポジションを変えてバーハンドルの走り方に慣れようとしますが、Uターンの楽さ以外には肘を張り出した様なポジションがしっくりきません。右の腰の筋肉が硬くて動きが悪いので車体をリーンさせる時の動き(身体の回旋に関わる動作)がやり難い事が原因ではあるのですが。中腰の変な姿勢でトルクレンチを使ってボルトを締めていたせいか、右腰の腰痛が再発し(^^;、ここしばらくストレッチを繰り返していました。

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サスペンションリンクのベアリング再圧入と調整後、NITRONの動作確認を含めて西海橋周辺の広域農道を走ってました。

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葉港ターミナルに代わる超大型クルーズ船向けの浦頭埠頭も完成した様です。それまで一部2車線だった周辺道路の4車線化工事が進んでいます。
とは言え今年はクルーズ船は来る事は無いと思いますけどね。

異音チェックとグリップ交換

異音チェックとグリップ交換

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翌日、朝からリヤサスを確認します。予想通り最初は異音がしますが、続けて20回程ストロークさせると音が消える謎仕様になりました。
ショップなら全交換してでも直すんでしょうが金も掛かるし、機械的な問題点は取り去ったのでこれでも良いかなと。揺するとガソリン臭いし(^_^;)。
続けてハンドルグリップを交換します。昔のSuperBikeGripもどきです。チョイ長い130mmタイプ。ツーリング用にグリップ位置を適宜変えたほうが疲れないかなと云う事では無く、単に長さを間違えただけです(^_^;)。ワイヤリングして装着完了です。

買い物&試走中

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やり直したサスペンションやハンドルグリップその他の感触を確かめながら港の反対側にある俵ヶ浦半島を巡ってみます。展望台や海水浴場は意外に人出があったのでスルーして何時もの波止場に戻りますw。

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リヤサス異音調査3

原因調査中

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今日も良い天気です。風も収まって来て整備するには絶好の日和になりました(^^;。サスペンションのボルト類を緩めてジャッキアップしておきます。

フレーム側マウントのインナーシャフト

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異音の原因が少しづつ解ってきました。
フレーム側のインナーシャフト右端にダストシールによる傷が見られます。
詳しく見るとベアリングに取り付けられたダストシールの圧入シロが左右で異なり、傷の入ったほうが微妙にはみでてます。
この状態でボルトを締め込むとダストシールが圧されてリップが突出しシャフトに傷を入れてた様です。
異音はこの傷とダストシールのリップが擦れた音と推測されます。なので何回かストロークさせるとグリスが回って静かになりますが、暫く放置すると音が出てたみたいです。

製造時の圧入ミスか

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Suspension Noise 3

ダストシールを外してノギスで測ってみると右3.5mm。左4.5mmでした。ダストシールの厚みは4.0mmなので微妙にスラストワッシャーに接触する感じでしょうか。

再圧入方法

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ただベアリングを再圧入する手段は叩いて入れる位しか手段がありません。全ネジ使う手段もありますが、失敗しても良い様に物置から予備パーツとして使えるリンクを探してきました。あって良かった予備パーツ(^_^;)。

再圧入中

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都合良くサイズの合うパイプなどは持ってませんので19mmのソケットを使って叩きます。ベアリングには良くありませんが、そこは今回の優先条件ではありませんので検証を急ぎます。
3.5mm→4.1mmまで圧入シロを増やしました。 ダストシールを元に戻してはみ出てない事を確認してベアリングとダストシールにグリスを塗布して組付けました。
インナーシャフトは傷の入った元のシャフトを装着しました。

西陽がきついところで組付け

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規定トルクで順にボルトを締めて組付けます。
ストロークさせると音はしますが、以前よりは小さく4回ほどストロークさせると確実に音が消えます。
この状態で明日まで放置して再度異音がするか確かめる事にします。