SUZUKI GS750G
チェーン駆動のGS750では無くツアラー用途としてシャフトドライブを採用したGS750Gは当時でも人気が無く大学在籍中でも安価に購入出来ました。関東へ就職してからも持って行ってあちこちツーリングしていました。
これは1989年7月29日~8月4日の東北から下北半島ツーリングの記録です。とは言え当時の記憶は殆どありませんし、アルバムに保管していた当時の銀塩写真から画像を取り込んでいるためフィルム節約のためデジタルカメラほど気軽に撮影できず枚数が少ないのが残念な感じです。
蔵王エコーラインの霧
当時は埼玉の北の端に住んでいたので早朝に加須インターから高速に乗って安達太良SAで給油した後はひたすら走って白河で東北道を降りてます。当時の加須~白河間の高速道路料金は4,350円でした(^^;。
県道12号に入って蔵王エコーラインへ向かいますが残念な事に一面の霧でした。
頂上付近の直線道路
それでも高度を上げて行くと霧は晴れましたがかなり寒かったせいか御釜を素通りした様でそのまま山形側へ。
蔵王エコーラインの山形側
山形側に降り始めると空模様も良くなりました。この日は土曜日で混雑していたのか探し回って山形市内のビジネスホテルで1泊しています。
7/30 小岩井牧場
翌日は山形から国道286号を走って笹谷トンネル(有料200円)を通り仙台南インターから盛岡まで高速道で移動します。仙台南~盛岡までは高速料金は3,250円でした。
当時の理由は不明ですが盛岡市内へは向かわず小岩井農場へ向かった様です。
しかし当時のメモには小岩井農場は観光客で一杯だったらしく直ぐに小岩井農場から網張温泉への有料道路に向かっています。
岩手山をバックに
有料道路を走ってから国道46号に戻り今日の宿泊予定となる田沢湖キャンプ場を目指します。田沢湖を1周して湖畔のキャンプ場にテントを張ってから白色の乳頭温泉に風呂に行きました。
7/31 八幡平アスピーテライン 見返峠
この頃はアルミを貼ったスポンジシートと安物のシュラフを使っていたため慣れないテント泊で体が疲れてますが、翌日はキャンプ場で知り合ったライダーと途中まで国道341号を走って八幡平を目指します。
県道を登って見返峠で景色を眺めつつ休憩を取ります。
ここから八幡平アスピーテラインを下って松尾八幡平インターから一気に青森を目指します。松尾八幡平~青森までは2,600円でした。
8/1 青森市 室蘭行きフェリー乗場
青森市内は丁度89年の青函博期間中だった様で市役所に寄って市内のホテルの情報を貰い市内のホテルに一泊した様です。
翌朝は市内のホテルから津軽半島寄りにある室蘭行きのフェリー乗り場に寄ってから下北半島に向かいました。北海道は行ってみたいですが今回の休み中には行けませんしね。
恐山 宇曽利山まで
青森市から野辺地と海沿いを走ってむつ市へ。そこから恐山に向かいます。
曇天で気温があまり上がらず肌寒い日で誰も居ないので若干不気味さが(^^;。
あすなろライン
恐山から県道4号を北に向かい薬研温泉の野営場を下見します。まだ時間帯が早く鬱蒼と緑が多く虫が居そうなので最北端に向かう事にしました。
薬研温泉から西に向かう県道284号はあすなろラインと呼ばれています。ただの砂利道でしたが(^^;。深い砂利でも無ければGS750Gは未舗装でも走り易いです。
大間崎
本州最北端に到着。当時はプロテクターとかは付けてない普通のブルゾンジャケットとジーパンで走っていた様です。灯台のある島は弁天島だそうで。
むつ原子力研究所
大間崎から東に向かいむつ原子力研究所?に寄ってむつ市に戻ってきました。後は真っ直ぐ南下して野辺地~七戸町から国道394号を走って酸ヶ湯温泉のキャンプ場に泊る事にしました。酸ヶ湯の千人風呂にでも浸かりましょうかね。
その前にあまりに寒くて七戸町の洋装店でトレーナーを買って着込んでました(^^;。