T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i クーラント&ウォーターポンプシール交換

1号機のクーラント交換準備

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2号機のクーラント交換ではリザーバータンクの洗浄を忘れていたため1号機は先にタンクを外しておきました。
タンクを抜くにはシートアンダートレイの固定ボルトを外す必要があり、固定ボルトへのアクセスのためにはシートカウルを外す事になりますw。
作業していたらリヤスプロケットの摩耗した歯先が目に訴えてきますが取り敢えず無視しておきます(^_^;。

英国からお届け物

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純正部品の代替部品としてウォーターポンプのシールとリヤハブのゴムダンパーをEbayで購入したものが届きました。
Webikeで購入した純正部品と比較してみましたが見た目は同じに見えます。
ゴムダンパーは12年物の純正品よりは弾力が有りそうです。
受け取ってクーラント交換作業を始めます。

 

クーラント交換作業

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2号機と同様にシリンダーのドレンとウォーターポンプの接続ホースを外してクーラントを抜きます。色は青です。M6のドレンホールは中央には空けない仕様なんでしょうか?。WAKOSのクーラントブースターを使って3年以上延命してきたためちょっと臭いがきついです。

50000km越えウォーターポンプシール

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純正部品も社外品も揃ったので50000km越えたウォーターポンプの蓋を外して内部を確認してみます。ポンプシールは潰れて真っ平らですね。
インペラーはそれ程でもありませんでしたが、蓋のバックプレートを捲ったら一面に錆っぽい何かが付着していました。取り敢えず汚れや付着物を落としてからシールを交換して組み付けます。

純正品と社外品

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オレンジ色のポンプシールとポンプドレンになっているM6ボルトの銅ワッシャーをシャガ品のものに交換しました。見た目からは純正品との違いは判りません。

ここまで外したら変えたほうが良かったかもしれませんがポンプ差し込み部のOリングはそのままです。なんとなく。

※マニュアルではポンプアッセンブリーごと引き抜いて点検してシール類を交換します。

リザーバータンク洗浄

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 同じ2001年式のスピードトリプルですがリザーバータンクのリターンホース取り付けが変更されていました。どうでも良い話ですがw。

1号機を作業した後で忘れていた2号機のタンクも外して洗浄し新しいクーラントを入れておきます。

2号機のは正体不明の沈殿物が残っており1度程オーバーヒートさせたのかもしれません。

排出したクーラントは2号機と同様に吸水剤で固めておきます。

  

TUNEECUチェック

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TUNEECUを接続してサーモスタットが開く温度付近まで暖気してから、各動作テストを実行させて作業は完了です。試走はまた別の機会にでも。