ヘッドライトユニット組み直し
早朝から雨が降ったり晴れて蒸し暑くなったりで出掛けられず。ライト周りの修正していました。ベーツライトは1.レンズユニットを2.ライトボウルに位置決めする3.軟鉄のリング枠と固定用の4.リムの4つしかありません。リング枠は曲り易いため修正して取付直したりリムの嵌め込みを調整して左右の光軸ずれを修正しました。
フィラメント軸の傾き
H4バルブはフィラメント軸が3本の固定爪に対して少し傾く様に製造されています。3本爪とフィラメント軸の傾きはH4,H4Rなど異なる仕様もある様です。
フィラメント軸と遮光板の傾きに合わせたマルチリフレクターの組合せで配光が変わります。バルブの製造公差もありますので、何処まで許容されるのでしょうか。
画像左のPOSH Faithレンズはバルブ本体を傾けてフィラメント軸がレンズのTOPと一直線になる様に装着します。画像右のTriumph純正レンズはバルブ本体を傾けずに装着します。
配光の確認中


そこで軸が傾いてない高効率バルブを純正レンズにLEDバルブをPOSH Faithレンズに装着して配光を調べてみました。
純正レンズはLoビームの右上がりは水平になったもののHiビームで中央に暗点が発生。POSHレンズではLEDとハロゲンの配光は変わらないです。ただしこのLEDは暗くなるし既に片側が壊れてるので使いませんがw。
暫定調整完了


結局、この純正とPOSH製のマルチリフレクターの場合フィラメント軸の傾きの差は影響無くバルブはOSRAMかPhilipsの耐G仕様のクリアバルブの配光が一番収束出来るみたいなので、土台となるベーツライトの軟鉄のリング枠の曲がりを修正したり嵌め込みを調整して左右の光軸ずれを修正しました。
あくまで目視で光点と配光を確認しただけなので実走行して暫くはバルブの選定や再調整は必要となると思います。またヘッドライトテスターで測定した時に実際に左右が同じ配光かは不明です。すれ違い走行時に対向車の幻惑にならないように調整する事にします。