ちょっと寄り道
座繰り穴試作からキーロックと配線問題で暫く放置していたCBR900RRステムによるフォークオフセット変更ですが、ちょっと寄り道して2011年以降のフレーム変更前のスピードトリプル1050(2005-2010)のステムパーツを仕入れました。
トップブリッジ・ステム・アクスルシャフトの3点。
※フォークはありませんw。
計測中
簡単に各部の寸法を計測しました。()内は955iの数値です。
フォーククランプ径52mm/55mm(45mm/45mm)。
フォークオフセット40mm位(40mm)、フォークスパン214mm(210mm)。
ベアリング内径25mm/30mm(25/30)。アクスルシャフト径は25mm(25)と同じ。
フレームヘッド高さ
1050のパーツリストから上ベアリングに関する情報が収集出来ず、今回ステムの上ベアリング嵌合部のシャフト径とダストシール上から嵌合部までの高さを確認して955iと同じである事が確認出来ました。
フレームのヘッド高さと上ベアリング嵌合部までの高さも一致。
SAC3055-1の状態確認
結論としてはフレームがほぼ同じなのでフォークとブレーキキャリパーを仕入れたら955iに加工不要で取付可能と思われます。当然キーロックも効きますw。
※シャフトカラーやローターオフセットはホイール次第で要調整
下ベアリングのSAC3055-1はレース打痕とボールの腐食が見られました。
とは言え955iのシングルナット仕様からステムの固定方式がダブルナットになって漸くベアリングに対してまともな仕様(プリロード設定やガタや緩みが少ない)かと思いました。
しかしながらフォークオフセットが40mmのままなのとフォークのカートリッジSFF(単筒伸圧減衰独立)なのが残念なところです。※感覚的に慣れないため不安感が残る
圧側減衰アジャスターは追加出来ませんがRacetechやK-techなどの社外品使えばカートリッジのバルブ追加やシムを上下入れ替えてシムをセッティングすれば左右に伸圧減衰機構を追加出来そうではありますが。
もっともフォーク・ブレーキキャリパー・Racetech GVカートリッジ等々を追加したら15万円近く追加予算が必要ですw。
明け方は涼しくなってきました
明け方の風は大分涼しくなってきましたが、日中はまだ暑いですね。庭で届いたパーツを計測していたら汗だくになりました(^_^;)。