T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i フロントホイールベアリング交換

フロントフォーク取外し

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フォークのオイル漏れ修理作業をする準備にフォークの取外しを行います。今週の飯の準備してたら午後も遅くに作業開始。
ホイールを外すためにフロントスタンドの脚を避けてアクスルシャフトを抜くのにハンドルを少し切る必要があるのですが、ロアーブラケット前面に固定したブレーキホースアダプターの位置によってフロントスタンドを掛けた状態でハンドルをフルロックに出来ず。
アクスルシャフトが抜けないのでエンジン下にジャッキスタンドを追加しました(^_^;)。

トップキャップ・プリロード開放

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ハンドルを釣ってブレーキキャリパーをフロントスタンドにタオルと紐を使って固定してからエンジン下にジャッキを掛けてフォークをフリーにします。

プリロードアジャスターを一番上まで戻しておいてトップブリッジのクランプボルトを緩めて漸くトップキャップを緩められました。

フォークスプリングコンプレッサー

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オイル漏れする左のフォークを外してトップキャップを開けます。正立フォークと違って手順通りに分解するならフォーク本体からトップキャップを外すためにフォークスプリングコンプレッサーが必要みたいです。以前乗っていたGSX-R750WN以来の倒立フォークでやり方は覚えていません。

手で少しは下がるのですが、スパナをナットに掛けるまでには至らず。自作にするか高い専用工具を買うか検討中。
オイルシールを交換するためアウターチューブとインナーチューブを分割するならボトムのカートリッジ固定ネジを外してインナー・カートリッジを抜けばアウターとインナーチューブ分割出来そうですが・・・。

ホイールベアリング交換中

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翌日ベアリングの右側に付いているサークリップを外した裏側は流れ出したグリスと錆で酷い事に。回転もボールがゴリゴリした感触を伝えてきます。元々はDucatiホイールからの流用なのでダストシールは装着していませんが、普段はホイールの脱着時に指でベアリングを回して状態確認を行っています。取り外す前は問題なかったのですがMarvicホイールに交換してからは室内に保管していた期間中に悪くなったのかもしれません。

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カーボンホイールのハブ内部は綺麗な状態でした。ディスタンスカラーはベアリングから流れたグリスが固着していました。綺麗に清掃しておきます。

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BSTホイールは右側がベアリング固定用の縁有りでベアリングの抜け留めサークリップを粗着します。左側は間のディスタンスカラーでベアリング位置を規制します。つまり左側の圧入時にはディスタンスカラーとのクリアランスを圧入工具に使うネジを締める回転数を確認しながら圧入する必要があります。
ここで問題発生。取外したベアリングは片面シールドのベアリング(NTN 6005LU)と思っていたら実は両面接触式ゴムシールドでした(NTN 6005LLU)。購入したのは片面シールドのベアリングでしたので、古いベアリングからシールドを移植しました。
右側は問題なく圧入できましたが、左側は自作の圧入工具に使っているソケットがズレて斜めになって圧入し掛けて危うくホイール(ディスタンスカラー)を駄目にするところでした(^_^;)。
斜めになった部分を修正して圧入寸法を確認しながら慎重にネジを締めていきました。なんとかディスタンスカラーのクリアランスも適切に出来た様です。
素人は精確な工具に頼らないといけませんね。

シャフトカラー到着

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NPSにオーダーした32mm幅のカラー到着。こりゃ早いところフォークを直さないといけませんね・・・。