T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 メーターサポート作成

メーターサポート作成中

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装着したライトユニットステーは純正のデジタルメーターマウント用のプレートを備えています。ここにAcewellのACE-4653CPを移設します。
プレートに開いているM6ネジ穴を利用してメーター搭載用のサポートプレートを5mm厚のアルミ板で試作しました。ホームセンターのアルミ材では強度が心配なので。
5mm厚のアルミ板材にネジ穴と配線を通す穴とメーターを直接固定する穴を空けて取付けてみるとメーターが起き過ぎるので部分的に板をカットして適切な角度まで曲げる訳ですが。
板を曲げるために木材を当てて金槌で5mm厚のアルミ材を力一杯叩き続けてたら血管切れるかと思いましたよ・・・(^_^;)

サポートプレート形状検討

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Acewellメーターのサポートステーは1本のM6ボルトでトップブリッジに固定する様に細く伸びているため、メーター本体を試作プレートに直接固定する形状でアルミ板材をカットする方法を検討しました。
ただしライトステーの裏面に板材を固定する方法だと後でメーターバイザーを固定する際に邪魔になってしまいます。
5mm厚は加工が面倒なので3mm厚の板材で作り直す事にします。

メーターバイザー仮留め確認

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もう一点メーターの配置で干渉する可能性のあるメーターバイザーを仮留めしてサポートプレートとのクリアランスを確認します。
手持ちのステーやプレートを使って手持ちの部品を使ってメーターバイザーを仮留めしました。スペーサーを1cmほど短くしたのに1号機よりライトユニットとのクリアランスが狭い感じ。

試作サポートプレート仮留め

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サポートプレートを介して取付けた砲弾型メーターのオフセットがバイザーと接触する可能性が高いため試作した5mm厚のサポートプレートを仮留めしてクリアランスを確認します。
試作5mm厚のサポートプレートをそのまま何とか取り付けたレベル。バイザーと砲弾型メーターのクリアランスは問題有りませんでしたが、後側から固定したプレート本体の厚みに固定するボルト頭が接触しておりメーターもバイザーもネジ2箇所でしか留められない状態。
メーターマウントはステーの表側で固定してバイザーとのクリアランスを確保しないとバイザー固定用穴の3箇所目にボルトが差し込めません。

サポートプレートは厚みを減らして前側から固定し、プレートの曲げ角度を変更、バイザーのステーも厚みを変える必要がありそうです。
概ねメーターのサポート形状と組み方が解ったので後は加工と調整でいけそうです。

新サポートプレート試作

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5mmや3mm厚だと切断や加工の手間が面倒なので試作用に1.5mm厚のアルミ板材から試作プレートを2つほど切り出して作成しました。
装着した感じでは1.5mmでも軽いメーターを載せる程度であれば強度的には問題無さそうです。

メーターバイザー固定方法の検討

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バイザーの固定方法は1号機と同じくマウントステーに空けられた穴を利用してゴム製グロメットを挟んだラバーマウントにステーの3箇所留めです。

ただし1号機に採用した薄型メーターのACE-6552と違ってハンドルマウント用に選んだACE-4563CPの砲弾型メーターでは取付け角度も異なるためバイザーのクリアランスが取れず3の固定が出来てない状態です。薄型のボルトと専用ステーを準備する必要があります。

バイザー固定方法の確定

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砲弾型メーター本体とバイザー間は10mm程しか隙間がありませんがバイザーを固定するために2と3はそれなりに強度のあるステーが必要です。
右端の2はスチール製のステーに変更、中央の3は曲げ加工した3mm厚のアルミステーとM6の超低頭ボルトを使いクリアランスを確保しました。バイザーに当たらない適切な長さのボルトが無かったので金色のフジツボワッシャーは外してあります。

メーターサポート暫定完成

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結局、メーター本体とバイザーのクリアランスと位置関係の兼ね合いで1.5mm厚の試作品をそのまま使う事になりマウントプレートを仕上げました。

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バイザーに接触しない様にメータープレートは適当にカットしています。試作品とは云え中央の穴に配線を通してコネクタに差し直すのも面倒なんですよねw。使わない穴はホームセンターで買ってきた膜付グロメットで塞いでおきました。

ライトユニットとバイザー

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1号機と比較してもヘッドライトとのクリアランスは結構狭くなりました。

配線とコネクタ再接続

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カプラーを外したメーターの配線を全て元のコネクタに再接続しました。雨が降り出したので動作確認は明日になります。

メーター位置比較

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フレームマウントになりメーター本体が前方に移動したお陰で視線を下げなくても良くなりました。またテーパーハンドルバーでリザーブタンクが被さる事もありません。

配線収納

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何とかステーの根本の空間に収納する事が出来ました。ライトリレーの奥にメーター関係のコネクタをまとめてあります。蓋した方が良さそうな・・・(^_^;)。

動作確認


Triumph Speed Triple 955i-2 Engine Start after relocation of Acewell meters

後日、スペーサー追加

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市販のアルミスペーサーは高いのでホームセンターで安い鉄スペーサーを3種類(M6,M8,M10)買って重ねて削りました。グラインダーは削れ過ぎて平行削り出しが難しいです。

削って厚みを調整したスペーサーはゴムブッシュを介してバイザーステーを固定する芯棒に使います。

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ヘッドランプボウルとのクリアランスは少し広がりました。