練習:下ステムベアリングレース交換
新しい超硬カッターが届くまで上ベアリングレースの切削作業を中断して、ステムの下ベアリングレースで切削作業の練習です。
最初はドリルの超硬カッターではなくファイバーグラス補強のカットオフホイールで切断の練習。円盤が大きくて奥まで歯を入れるには斜めにカットすれば良かったと気がついたのはちょっと失敗した後の話・・・(^_^;)。
次にすり減った超硬カッターを使ってもなかなか削れないので、結局タガネで叩いて外しました。新しいベアリングレースの打ち込みはまた別途。ちょっと傷が入ったシャフトや座面を磨いて少し綺麗にしておきました。
ブラケットクランプ研磨
座面やシャフトを修正した後はハヤブサとTL1000Sブラケットのクランプ内側をウールホイールを取り付けた電動ドリルドライバーで磨いておきました。
到着
在庫が有ったのか超硬カッターと英国から64チタンボルトM10x65到着。チタンボルトはキャリパーボルトかハンドルバーカバーのボルトのどちらかに使う予定です。
破壊中
新しい超硬カッターで削ってもなかなかレースが取れないので、頭にきてwカッティングホイールを使って斜めにカットしてみました。それでも深く切れ込めないのと縦に削った箇所を水平に十字に深く切れ込みを入れるとやっと切れ目がはいりました。そこを外からタガネで叩いて破壊するとレースを抜く事が出来ました。
若干座面に傷が入りましたが後悔はしてませんw。後で修正と研磨はしておきました。
新ベアリング装着
ハヤブサの下ステムブラケットにSAC3055-1のボトムレースを塩ビ管を使って圧入します。次に上ベアリングレースをフレームに46mmソケットを使って叩き込みました。シャフト径30mm/外径52mmに対応したベアリングはテーパーローラーベアリングのみです。レースは更に小さくなって次回の交換も相当な手間が掛かりそうな感じです(^_^;)。ベアリングの厚みが17mmと+1mm厚くなりましたがハヤブサのダストカバーは余分な厚みがあるため後で縁を短くカットする事にして逆さまに取り付けておきました。
仮留めしてハンドルの動きや取り回しに問題が無い事を確認します。キーシリンダーの取り付けに関しては若干調整が必要ですが上下ベアリングのお陰で滑らかに動きます。遅くなったので今日はここまで。
フォーク・ホイールの取り付けはステム周りの調整が完了してから行う事にします。