部品到着
BremboピッチのGoodridge対応バンジョーボルトとKawasaki純正キャリパーマウントボルトM10x60mmが到着したので1号機のキャリパー作業に取り掛かります。
ピストン回し中
新車外しのキャリパーですが保管期間や状況が不明なのでピストンシールにCCIメタルラバーを塗布してピストンを回してシールを潤滑しておきます。
ブレーキパッドを嵌め込んでキャリパーマウントボルトやバンジョーボルトを開封して並べておきフォークに装着する準備をしておきます。
ブレーキライン調整
ブレーキホースはBremboキャリパーの取付位置に対して少し長いため配管を調整します。
h型のl部分の配管はバーハンドル側からステムの前側を通してS字にホースを配管します。
n部分の配管はフェンダーに沿わせる様に前に倒しておきます。
バンジョーアダプターの角度を決めたらボルトを締めて固定します。
エア抜き中
配管が終わったらフルードを入れて暫くエア抜きを行いました。
今日は天候が悪くてたまに小雨が落ちたりして湿度が高い状況で吸湿性のあるフルードは扱いたくありませんが仕方有りません。
普通にリザーブタンクからフルードを注入して2個のキャリパーとマスターシリンダーのブリーダーから順繰りに抜いていくためエアが抜けるまで暫く時間が掛かります。
待機中


エア抜きを終えて再度キャリパーのボルトを緩めてキャリパーセンターを出して規定トルクで締付けます。
新しいブレーキのパッドとローターの慣らしに試乗しないといけませんが、生憎雨が降りそうな天候で路面の状況も良くないので試乗はまた別途ですね。
試乗中
翌日は雨は上がりましたが、湿度が高くて気温の上昇と共に蒸し暑さが増してきました。休日でもあるし交通量も多いので近所の何時もの波止場から
船越展望台までブレーキパッドとディスクの慣らしをしてきました。M4キャリパーのパッドとは異なる製品なのかM50の新品のパッドはあまり摩擦音がしませんでした。
そう言えば休日のかきいれ時なのか対向車線で2台ほどパトカーと擦れ違いましたw。
点検中
帰宅後フルード漏れを起こしていないか各部を確認します。レバーの無効ストロークが気になるのでエンジンが冷えたら後でエア抜きをしておきます。
Frandoマスターシリンダーはマスター径11/16(17.46mm)x18のレバー比です。M50キャリパーは30/30mm対向ピストンの組み合わせで上記の無効ストロークがあります。NISSINの時とあまり変わりません。
片や2号機はFrandoマスター径19mmx20のレバー比とM4キャリパー34/34mm対向ピストンの組み合わせです。こちらは無効ストロークはあまりなく制動力の立ち上がりが早いです。
トータルレシオには大きな差はありませんし、制動力のコントロール自体に差が出る訳では無いのですが。