スプリング交換
珍しく小雪舞う天気になりましたが年の瀬も迫る中フォークスプリング交換作業を行います。風が吹いて寒いのは寒いですが耐えられない程ではありません。
スプリング取り出し
自作コンプレッサーでギリギリまでスプリングを圧縮してトップキャップのプリロードアジャスター下端の二面幅とナットを見えるようにしてウォーターポンププライヤーと17mmレンチでナットを緩めます。
BFFはスプリングが底にあるので取り出すには先にフォークオイルを抜く必要があります。傾けてオイルを抜きつつスプリングが滑り落ちてくるのも待ち構えますw。
UltraCushionOil Special3
スプリングやカラーに付着して垂れたオイル分を補充にSS-47では無くHONDAの半化学合成油のウルトラCOSp3で補う事にしました。
フォークに大半を戻してメスシリンダーに残した少量のSS-47と混ぜてみました。当然分離する様な事はありませんが長期使用で問題ないかはこれからです。
規定油面160mmに合わせると約50ml程オイルを追加しました。付着分でそんなに減るかなという印象です。どうでも良いですけど。
スプリング交換完了
交換用に用意したBPF向けの9.5Nmスプリングは特に内部のカートリッジユニットに引っ掛る事も無くスムーズにフォーク内に着座しました。カラーを載せて上から押してもストロークに支障はありません。試乗前ですがこのストレート径スプリングは使えそうです。
最初は
短いスプリングに合わせて外径32mmのアルミパイプでスプリングカラーの代用が出来ないかとホームセンターに買いに行きました。
重いステンレスパイプの厚みが薄いのでそちらにしようかと思いましたが軽さに負けて買ってきたものの厚みが1.5mmあるため樹脂カラーが入りませんでしたw。
追加カラーは
プリロードアジャスターの外径24mmに合わせてVP25の塩ビ管から11mm位のカラーを切り出してOD35/ID25mmのシムと組み合わせて追加カラーとして使います。
スラストベアリングで代用するのも考えましたが年末に発注しても届くとは思えないので却下しましたw。
OD42/ID25/T11mmの51105番がチューブに引っ掛らなければ使えると思いますがスラストベアリングとして機能するかは不明です。
試作品
パイプカッターを使って塩ビ管から切り出すのですが位置決めする際に11mmピッタリに切り出すのがなかなか難しく微妙に厚みが異なります。
11mm±1mmのカラーを同じ高さの2個作るまで何度か練習しましたw。
仮組
冷たい金属を触っていたせいか寒くて指が震えだしたので車体に仮組しておきました。
もう少し暖かい時間帯に車体に組み付ける事にします(^_^;)。