T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 スプロケット・チェーン交換

古い純正スプロケット・チェーン

中古で購入してから3年経っても4000kmしか走っていませんがチェーンは最初からこんな錆錆な感じでした。
1号機で漸くスプロケットとチェーンを交換した事ですし2号機もそろそろ交換を考えていましたが、ケチってやっていませんでしたw。
初回登録から20年経過しているのでスプロケットのゴムダンパーに亀裂を見つけたので思い切って交換する事にしました。

2017年購入品

純正スプロケットは18/43Tです。
2017年当時購入したスプロケット・チェーンキットは2001 Speed Triple T595/T509用で購入した筈でしたが送られてきたものは18/42Tの2002以降のSpeed Triple 955i用でした。
チェーンサイズは同じ530ですが、リヤスプロケットに合わせて108から106リンクになっています。2次減速比が若干変わりますが、感覚的には判らないかもしれません。
当時はセットでも101ポンドでAFAMの特注スプロケットと同じ位の価格でした。

準備中

リヤスプロケット外すのでジャッキスタンドでは無くてサイドスタンドで十分な気がしますが。
直立させて作業したかったので(しゃがんで腰を曲げたくないw)。

磁石痕

リヤスプロケットの固定ボルトに装着した磁石が取れなくて痕が残っているためT595に使っていた古いボルトで代用しました。
メッキの質が異なるのか表面が錆びている上にM6穴の掛かりが浅くてトルクレンチで締めている最中に少し舐めました。

取外した純正スプロケット

ドライブスプロケットはゴムダンパーに亀裂が入ってました。ドブリンスプロケットはかなり汚い感じです。ドライブ側はインパクトレンチで一瞬で外してスイングアームなど内側を清掃しておきます。
キットに含まれている新しいドライブスプロケットはAFAM製鉄製でした。ドブリンスプロケットは不明の鉄製です。

新チェーンカシメ中

新しいチェーンはDIDのX-Ringゴールドチェーンです。
42Tに合わせて106リンクチェーンを取り付けて付属のグリスを塗布したリンクプレートを他のリンク幅に合わせて圧入していきます。
今回のカシメは2回締め込んでカシメたピン頭サイズ5.5mmにしました。

速度センサー計測不能

スプロケットとチェーンを装着して遊び調整を行って作業は完了しました。
速度センサーの隙間調整を行ってメーターの速度検知を確認しますが、何故か0kmのままで反応しません。

速度センサー調査

実はセンサーを取り付けて隙間調整中に気がついたのですが、速度センサーをステーに固定するM4ボルト・ナットx2セットの内下側のナットが紛失していました。
新しいナットを取り付けてから速度検出を確認すると0kmのまま。
メーターへの配線の確認や磁石とセンサーの並行や隙間を何度か調整しても速度計に反応無し。リードスイッチでセンサー本体が壊れる可能性はほぼないと思います。


埒が明かないので試しに以前の状態を復元してみます。
下側のナットを緩めてボルトの突き出しを引っ込めると速度計の数字が反応します。
ボルトを締め込んで突き出すと何故か反応無し。ちなみにボルト、ナットはステンレスの磁石にはくっつかないタイプです。
ナットが紛失した時期は不明ですが使っていく内に磁性化したのでしょうか? でも磁石にはくっつかないんですよね。
仕方無いので下は束線バンドで固定しました。COMUSの安いリードスイッチなんですが(^_^;)。

馴らし

チェーンの馴らしに近所の山まで。今日は雲が多くて蒸し暑い一日でした。

速度センサーステー変遷

昔の記録を調べて速度センサーステーの試作品を作成した順番に並べてみました。

1.は余り物の鉄ステー組み合わせ
2.はアルミステー、センサーは上下2本留め(2号機装着)
3.はアルミステー、センサーは上1本留め
4.はアルミステー、センサーは上1本留め(1号機装着)

2の試作時にも速度検出不能が発生していた模様。その時はセンサーとエキセントリックハブの接触の影響と判断してネジ穴を拡大してセンサーを上に移動していました。なので2以降は上ネジ留め仕様になった様です。2号機は試作品その2を再利用した模様。すっかり忘れてましたが(^_^;)。

磁石の軌跡に対してセンサーはCOMUSの文字がある面を磁石側に向けて長辺を直角に交差する様に配置するために縦に配置しています。
センサーの上下位置とか下ネジ位置とか影響しない様にセンサーを水平にするとか斜めにするのも出来そうですね。