T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

フォークオイル交換

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梅雨が近づいているのか、週間天気予報には傘マークが並び始めた。晴れも今日の夕方までらしい。
丁度、代休が取れたので先延ばしにしていたフォークオイルを交換する事にした。以下はメモ代り。

作業を行う前にフォークの設定を記録しておく。フォークのプリロードアジャスターを完全に緩める。
トップキャップ上の伸側減衰亜ジャスターは回転が止まるまで軽く締め込んでおく。あくまで軽くだ。

○前半作業
1.事前準備
  前後をスタンドで固定する前にフェンダーを取外し、ブレーキキャリパー・アクスルを緩めておく。
2.スタンド固定
  スタンドに前後を固定した後はキャリパーを外して針金ハンガーでスタンドに懸架。
3.シャフトを抜きホイールを取り外す。
4.パーツチェック1
  その際キャリパーのブレーキダスト量・ホイールベアリング・アクスルシャフト・メータギア
  の状態をチェックしておく。キャリパーは時間が有れば洗浄と給脂。
5.フォーク取り外し1
  先にトップブリッジ側のピンチボルトを緩めておかないとトップキャップを緩められない。
6.フォーク取り外し2
  上から順にハンドルクランプ・アンダーブリッジ?のピンチボルトをフォークを落とさない様に
  緩めてフォークを抜く。
7.オイル交換準備
  緩めたトップキャップを手で回して完全に外す。このタイプはバネに対するセット荷重は少ない。
  伸側アジャスターロッドを固定しているネジを緩める。
8.フォークオイル抜き取り
  残ったカラー・シム・スプリングを抜取り、フォークを逆さまにしてオイルを抜く。
9.パーツチェック2
  抜いたフォークオイル・スプリングの状態を確認。スプリング・カラー類は洗浄しておく。

#前回の1万キロより少ない8千キロだったが、刺激臭を伴う真っ黒なオイルが出た(^^;。
#前回は新品のフォークをWPC加工したもの。今回は再鍍金・チタンコートしたとはいえ
#3万キロ走行後のものを使っている。フォークオイルは同じ#5。

○後半作業
1.フォークオイル注入
  余ったフォークオイルをカートリッジに入る量をフォークに入れてスラッジを有る程度排出。
  新しいフォークオイルを慎重に入れる。エア抜きを行いながら段階的に注入すると節約出来る。

#フォークオイルは新しいMotul FactoryLine Light(#5)。消泡効果は高そうだ。

2.エア抜き
  カートリッジロッドストロークさせてエア抜きを行う。ロッドからオイルが出て動かす時に
  抵抗が一定になるまで行う。オイルに細かな泡が混じっているが一定程度の時間が経過しない
  と消えない。1日置けば完璧(笑)。
#今回は昼飯の1時間をエア抜きとした。

3.油面調整
  指定数値に合せて油面を調整。
4.組込み1
  パーツを組み込んでトップキャップを閉める。車体にフォークを組み込んでアンダーブリッジ
  のピンチボルトを締めてからトップキャップを締め込む。
5.組込み2
  トップブリッジのピンチボルトとハンドルクランプを所定位置に合せてから締め込みアンダー
  は逆に緩める。ホイールとシャフトを取り付け、伸び側減衰は1回転戻し。
6.組込み3
  フォークの上端(トップブリッジ)と下端(アクスルシャフト)を規定トルク2/3締結とし
  フロントスタンドを外し数回ストロークさせる。
7.組込み4
  再度スタンドを掛けてアンダーブリッジを段階的に規定トルクまで締付け。残ったボルト
  とパーツ類を取り付け、再度規定トルクで締付け。安全マージン第一。
8.調整
  記録した設定に戻すが特に拘らなくて良い。サグ30mm目安。減衰は1回転戻し基準で試走し
調整を行う。
9.後片付け・終了

タイヤが既にTWIに達しているためインプレはまた別途。