T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

東京サイクルショウ2006

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○はじまりは想定外
先週の日曜日に立ち寄ったサイクルショップタキザワで買い物した時にサイクルショウの招待券をカタログと共に貰った。
それほど行く気も無かったのだが、サイクルショウのHPの開催イベント内容を見て気が変わった。どうせなら可能性として人の少ない平日金曜日に行けば気楽だろうと密かに仕事を片付け(押し付け 笑)て、金曜日有明に出掛けた。
ついでに時間が有れば有明から荒川・葛西臨海公園辺りを軽く走れるかと思ったが、当日3時過ぎまで夜更かししたため出発が遅れ(笑)、長い通勤の渋滞に引っ掛かりながら車を走らせた。やはり都内に車で行くのは疲れる。

○サイクルショウってビジネスショウ
遅くなったため葛西臨海公園に停めて有明まで行く計画を止めて、直接ビッグサイトの駐車場に入れた。階段を登ると入り口のところに馬が居た(^^;。この寒空に連れ出される馬も大変だな~。

平日の10時頃は受付もスムーズに終わったが渡されたカードを見ても名刺貼付欄とビジネス色が感じられる。コンシューマー向けのサイクルモードとは異なり、メーカー色が非常に強かったのは平日だけのせいでは無い様だ。中に入ってから会場案内図を良く見ると(^^;、登録所のフロアから右半分は出展社ゾーンとなっている。その半分近くは台湾や中国系の会社でありスーツ姿のビジネスマンが多数居た。もっとも日本のメーカーであっても生産拠点は海外で行う体制が普段のものになっているのが現状だが。

○イベント:お台場サイクリングツアー
それはさておき、元々出掛ける予定の無かったショウに来た目的は、イベントの1つとしてお台場を走る「お台場サイクリングツアー」でロード車(ピナレッロ)に乗ってみようと考えたからだ。
前回のサイクルモードでは試乗待ち行列と試乗コースの狭さと通勤ラッシュ状態に恐れをなして試乗はしなかったが、今回は最長8.5kmの屋外の道を走る事が出来るからだ。
とはいえツアーは午前と午後で3回。人気のあるロード車は直に予約される事が考えられるために朝一で入りたかったのだが。なんとか午後I(ガリレオ)とII(パリカーボン)の予約を確保する事が出来た。

○見学と云う名の準備運動(笑)
ツアー受付のブースの傍は試乗コースとピナレッロのブースがある。ついでと云ってはなんだが前回のサイクルモードでの失敗に鑑み(笑)トークショウに出る選手(アレハンドロ・ヴァルベルデとホアキン・ロドリゲス)のサインも頂いておこうかと考えていた。ので早速ピナレッロブースで整理券を貰っておいた。さて次は準備運動(屋内試乗)でもするか。

ロード車を何度か試乗してみて姿勢や車体の動きをある程度掴んだ後、出展ブースを観て歩いた。
まあ、何とも言いようの無いのもあるが・・・(^^;。画像は無いがバイクのブレーキロータースプロケットを製造しているサンスター技研から参考出品ではあるが軽量化された新しい電動アシスト自転車が出品されていた。

一通り見回った先でローラー台に乗せてある沢山のロード車が置いてあり、誰もが跨って漕いでは代わっている。案内図にはチャレンジ・ザ・機能性コーナーとある。どうやら操作系コンポーネントを各社試せるらしい。独断だが気に入ったのはスラムのダブルタップ機構で全く操作系を知らなくても直に慣れた。上級グレードと中級グレードの違いは正直判らなかったが。

ちょっと時間が押したが、漸くイベントステージでヴァルベルデ選手とロドリゲス選手のトークショウが開始され今年のレース活動の話などを交えて話しが進められた。左はピナレッロ社の現社長だそうだ。
トークショウ終了間際で早目に並んだお陰でサイン会は早く済んだが、お台場サイクリングツアーの集合時間に少し遅れた。

試乗車はガリレオの赤。シートサイズは500mmで身長170cmには合いそうなのだがシートポストの突き出しはさほどでも無かった(^^;。しかし片手で軽々と持ち上がるロード車は当然ながら踏み出しも軽くスピードが乗り易い。コーナーリングも細いタイヤとは思えない位グリップもあり旋回もクイックだ。シートポストは低目にしたため、ドロップハンドル上端との高低差は短く自然に肘を伸ばした状態で漕ぐ事が出来る。あまりに軽く走るので晴海大橋の往復で心拍数が180を越えた(^^;。

さて、今回の試乗車のガリレオメインフレームはアルミでフォークとシートステイがONDAを呼ばれる独特の形状を持ち衝撃吸収とコーナーリングの安定性をもたらす・・・らしい。次に乗り較べた対象がさらに軽量のDOGMA-FPXだから比較にならないが。段差通過時の突き上げが多少異なるかな? と云うところだ。

○自転車のハンドリングについて
低速コーナーのみではあるがバイクで云う若干オーバステアが感じられる。MTBの様にステアリングが切れて内向力を発生させる訳ではなく身体の内側への荷重で発生するタイヤの内向力はフロントの方が若干早く感じる程度。勿論、自転車とバイク(日本語だとエンジン付きはこちらの表現が一般的だから紛らわしいな 笑)のホイールサイズや重量とタイヤの幅にサスペンション等が全く違うので厳密に比較出来ない。
フロントステアリングをフリーにする基本操作は同じ。

晴海大橋にて
ルートはビッグサイトを出て船の科学館へ走り南側にある埠頭で2周程試乗した後で他の参加者のロード車を交換して試乗。試乗が終わった後はショートコースと今年の3月に開通した晴海大橋を往復するミドルコースに分かれてサイクリングを行う。
少々トラブルがあったらしく、若干コースを変更して晴海大橋に向かう事に。周遊コースのお陰で身体は十分に温まった。ケイデンスは判らないが、多分90以上を維持する様にギアを変えて行く。主に車道を走るのだが人数がいるので信号待ちでは歩道に入る事になる。歩道に入る時の段差には十分気をつけて乗り越える事にした。大昔、フラッシャー付き26インチ車(^^;で段差に斜めに入って思いっ切りすっ転んだ事を思い出した(笑)。
メインステージの晴海大橋はアーチ状になっていて登りと下りが楽しめる。力を入れて踏んでやると軽やかに登っていく。心拍数もうなぎ登りだったが(^^;。帰りの橋の頂上で集合写真を撮ってビッグサイトへ帰還。やはりある程度距離を乗らないと判らないものもあるな。

会場に戻って一休みした後で2回目のツアーは辞退して(疲れたから 笑)会場を出る。最新のカーボンフレームも良いが、Cr-Moフレームの車体にも惹かれるなぁ。