T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

コンパクトクランク導入

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KLEINは元々フロント53x39。リヤ12-25とフロントにはレーシングクランクが装備されていた。もっとも脚力など無い訳でインナーは兎も角アウターでは使わないギアが多い事甚だしい(^^;。

平坦路は誤魔化せてもヒルクライムでは早々とインナーxローに落とし(笑)、後は延々踏み込んで行くだけでかなり辛いという事が赤城山榛名山・凍坂を登ってみて判ったため、コンパクトクランクを発注した。

まあ辛いと言うよりは心拍が上げられないまま重いギアで低回転でしか回せないのは一定心拍ペース・一定速度維持のヒルクライムではいかんだろうと思った次第。毎日練習して脚力を鍛えれば良いんだろうが、それは年齢が若く回復力が速ければの話だ(笑)。

最初の注文は105クラスだったが在庫がなかったためアルテクグラクラスのFC-R700クランクを使う事にした。最初の印象は「電動のこぎり?」(笑)と言う位のチェーンリングにリング-シャフト一体型?というのか、オクタリンクとは異なりシャフト径も大径になっている気がする。測ってはいないが。10S用は9Sにも問題無さそうだ。シャフトが一体式になったため軽量化と踏み込んだ時の剛性?が上がる可能性もあるか。

で、交換した記念にまた赤城山に登ってみた(笑)。
道の駅「グリーンフラワー牧場」にステップワゴンを停めて外に出るとかなり強い西の風が吹いている。走るの止めようかなぁと躊躇する(笑)。まあ横風だからと気を取り直して走り出す。

向かい風に逆らってインナーから使ってみるが、速度が上がると概ね25km/h程度で使い切ってしまいアウターへ。アウターはクロスレシオ部分が使える様になりアップダウンは別だが平坦巡航は楽になりそう。変速性能も以前より軽くシフティングしてくれるので使い易くなった。

国道353号を右折して登り開始。約15km高低差は約1050m位か。今回は短距離でもあるしアクアパックにN-911を高度表示が可能なGPS受信ユーティリティを起動した状態で腕に巻こうかとも思ったが意外と嵩張って邪魔だったのでステムに巻いておいた。結果表面が反射して良く見えない(笑)。

高度700mを越えるまでは緩やかなのだが、既に速度は15km/h以下で34x21使用。心拍は180以上・・・。情けないのう(^^;。

高度700mを越えた辺りでカーブがきつくなる。前回はあれほど急に感じた九十九折は茶屋などがある中間部分がかなりきついだけで、1000mを越えたところでは少し緩やかになる。34x23を主に34x21を使ってペースを維持。心拍数は180弱をキープしていく。

坂道の勾配を気にすると精神的に辛いので、何するかというとひたすらべダルの回数を一定ピッチで100まで繰り返し数える事を繰り返す事に集中する(^^;。ピッチが落ちたらダンシングする。もちろん対向車・追い越し車の走行音はセンサリングして危険な追い越しを避け、勾配のきつくないラインを取る事も忘れてはいない。

心拍数を抑えて呼吸を整え定期的に水分を補給しつつ、膝下の筋肉を使わず膝でペダルを踏み込む・引き上げるを繰り返す。

高度1000mを越えてしまうとペースも一定を維持する事も辛くなくなり、たまにふくらはぎが攣りそうになりながらピッチを上げていった。

結局へたれながらも前回より20分短縮し平均も11km/hとなった。どちらかというとコンパクトクランクの恩恵というよりは、2回目という事でコースが判っているという精神的な安心感がペースアップの主要因と思われる。

次の目標は34x19から34x21を使い平均15km/h以上を目指す事かな。これが出来る様になれば、美ヶ原は時間がちょっと厳しいだろうが、乗鞍の前支度となるだろうか。