T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

走行用前照灯とすれ違い用前照灯

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ちょっと気になったので調べてみた。

前回の車検の時に光軸が片側だけ合わない問題に遭遇して、何とかテスター屋のアドバイスで切り抜けた事があった。お陰で予備のライトユニットが2基増えたが(笑)。

道路運送車両法ではライト関連の保安基準 第32条に走行用前照灯(ハイビーム)のすれ違い用前照灯(ロービーム)の定義されている。

自動車に関しては左右対称の2灯と定義されているが、オートバイについて2灯の場合どちらか1灯ずつでも良い。ただし車体中心線から左右対称となる。

ここまでは日本の法の話。次はライトユニットのレンズ配光に関する規格の話なのだがTJの和田さんと話をするまでレンズ面に記載されていた文字の意味が判らなかった。というか車検通ったので調べるのを止めていた(笑)。
欧州のECE規格による適合品(Eマーク)でT595に搭載されたライトユニットは2灯同時点灯ではあるが以下の仕様のレンズが装着されている。

HRレンズ:走行用前照灯ハイビームで光軸焦点が合焦するレンズカット
HCレンズ;すれ違い用前照灯ロービームで前方を広く→側に配光するレンズカット。

話をまとめるとスピードトリプルなどと同じくT595でもHCレンズを消灯し、HRレンズ側のライトだけで1灯検査を受ければなんら問題ないという事。

世の中では常識だったようだ・・・(笑)。