T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

ツール・ド・さくらがわ

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今日は茨城県の真壁町で開催されるツール・ド・さくらがわ チャレンジ100kmコースを走る日。

仕事が終わった後で準備して2時過ぎに就寝したので、少し遅めに起きて朝5時過ぎに出発したものの、通過する信号が青になるタイミングで順調過ぎる程のペースを維持できたせいで受付開始時間より早く到着した(^^;。何時もは良く引っ掛かるんだけどついているのか?

駐車場にステップワゴンを停めて受付に行ってゼッケンと参加賞を受け取る。桜川市のパンフレットと地元のお米だった。お米? 確かに前回の試走では田んぼの真ん中を通ったしなぁ。

申し込みが遅いと思っていたが、以外に早い受付だったのか1005番。しかも100kmコース第1番目の出走? これはクリートが上手く入らなかったら大変だ・・・(^^;。既に心拍が上がり気味。

ブリーフィングで大会委員長からコース変更の説明。前回の試走と異なる部分の変更箇所は2箇所と第2ヒルクライムで急遽映画のロケが入り馬車のシーンを撮る為にコース上に砂が撒かれているとの事。あんな狭いところで馬車が走れるのか? いざとなったら押せば良いか(^^;。

天気は快晴に近く気温も28度まで上がるとの事なので、パールイズミの白いロングジャージとレーパンの上に白いハーフスパッツという白装束で紫外線除けとする。剥き出しのふくらはぎだけは日焼け止めを塗るが、駐車場の近くに蚊か蚋でも居たのかふくらはぎをしこたま刺されてしまい痒いのなんの・・・。虫除けも持ってくるべきだったか。

重量増にはなるがN-911をつけて地図代わりにといっても方向指示マーカーが各ポイントにあるので迷う事は無いだろう。少々風が出てきて出発早々は向かい風になりそう。

スタート地点に向かう。衆目の中雰囲気に飲まれ気味で心拍数上がっている割と小心者だな(^^;。
スタートゲートに並び8:31に出発。珍しくクリートが1発で入った(笑)。そのまま走り出すと誰も抜いていかない? しまった向かい風なので風除けに使われてしまうではないか(笑)。
しかし最初の信号変わり目ダッシュで後ろに2,3台となり、暫くは自分にとってはオーバーペースのまま走る。
それでも上り坂ではあっさり抜かれるんだけど(^^;、その人はコースマーカーを見落としたのか曲がらずに真っ直ぐ行ってしまった・・・(^^;。またもや暫く一人旅。速度は30km/h台前半。心拍数が上がり過ぎているため体力が持ちそうにない気がするが、そのまま行ってみる事に。
さっきの早い人が追い付いてきてちょっと話した後で先に行ってしまい、またもや一人旅。

空はまぶしいくらいに晴れて右手に筑波山を見ながら走る。周りには麦に変わって米の苗が植えられている。ひばりやらかっこうやらが五月蝿い位に囀っている。

と、後から記憶を再生するとそんな事もあったかと。この時は一生懸命漕いでいただけだった(^^;。

南側コースを終了し国道50号線の信号で停まったところで後ろから追い付いてきた集団に交される。良かったこれで誰かを風除けに出来る(笑)。暫く金魚の○状態でくっついていく。妙法寺の狭い道ではなく大きな道を直線上に抜けていく。

試走で判った砂利の部分に到達したので、「前に砂利」と叫ぶと先頭が憮然とした表情で振り向いた。どうやら「前、邪魔」と聞こえたらしい。いや、砂利だって・・・前見ないと危ないよ(^^;。

岩瀬の街中でディスクホイールを装着した1台を含むグループが抜いていった。というより何が近づいてきているのかと思う位ホイールの風切り音が大きい。ずっと30km/h後半で走ってきたらしい。街中を過ぎて過ぎたところで第1休憩所兼チェックポイントに到着。バナナとスイカとドリンクが支給される。両方とも甘くておいしかった。

ここまでの平均速度は30.7km/h。明らかにオーバーペースで既にふくらはぎがかなり痛んでいた(^^;。これから凍坂を登るというのに大会の雰囲気に飲まれ過ぎだろう。

思った通りヒルクライムは自滅した(^^;。降りて押しこそはしなかったもののふくらはぎと大腿部まで痙攣してダンシングが全く出来ない・・・。どんどん抜かれて行く。なんとか峠を越えて第2ヒルクライムに入る前に休憩。脚をマッサージしておく。
第2ヒルクライムでは映画のロケ隊の声援を受けながら、幸いロケ隊の居た場所は勾配が緩やかなところだったので醜態を晒さずに走り抜けた(笑)。道端に彫像の様に身じろぎもせず馬が立っていた。馬車はと言うとクラシカルな馬車ではなく、以外に観光地で見かける様な自動車のタイヤ付き馬車だった。どんな映画か想像がつかない?

後は下りに入り県道1号線を痙攣して攣りそうになる脚を抱えて引っ張ってもらいつつ第2エイドステーションへ到着。自分の前は熊避けの鈴?がついたクロスバイクに乗った多分年齢が自分より上のおじさんだった。直前でチェーンが外れてクランクに傷が入ってしまう。

KLEINから降りようとすると脚が攣ってしまい脚を伸ばして歩く事が出来ない状態になった。暫く腰を下ろしてマッサージする。まだ後40キロあるが復路の凍坂までは緩やかな登りが続いている。第1エイドステーションではバナナとスイカだったが、ここではバナナ半分と1本が選べた。もちろん1本にする。

凍坂までは脚をかばいつつ登り、下りは脚を回せないがオートバイで培ったコーナリングテク(笑)で前に追い付く。くっ付いて惰性で岩瀬の町まで降りた後は同じ様なペースの何人かと車列を組んでひたすらペダルを回す事に専念する。とは言え軽い上り坂であっても脚が痙攣して攣りそうになるので先に行って貰う事になるが・・・。

ここからは未走行コースになるが、割と平坦な道が続く。国道50号に出るところが上り坂になっていたので周りと離れてしまうが、国道50号は路肩が広く交通量が多いものの信号もあって走り易かった。
国道50号線を西に向かいゴールの真壁町へ南下するコースは街中から田んぼの中の平坦路に変わるのだが、ここで呼吸が苦しくなりそれまで30km/h前後を維持していたペースががっくり落ちてしまった。
今まで一緒に走れていた集団からも遅れてまたもや一人旅。前半のオーバーペースで心拍数が落ちず胸が苦しくなったため体が危険信号を出し始めたらしい。

無理さえも出来なくなったし、手元のメーターでは既に100キロ越えてはいるが、N-911の地図に寄ればゴールは間近なので暫く休憩する。そう言えばなるしまでパワージェルを買って入れておいた事を思い出して食べてみた。・・・はちみつ?食べているのかという位喉に絡んで飲み込み辛い(--;。

少し落ち着いてからゆっくりと走り出しスタート兼ゴールの福祉センターへ到着。ゼッケンを確認して貰いステップワゴンに戻ると落ち着くまで休憩(^^;。かなりボロボロな気分。

完走証を貰うと所要時間は4時間24分。出来れば4時間は切りたかったが。
抽選は飲めないのに何故かお酒が当った。微妙にずれてはいるが今日はラッキー・デイか?(笑)。

暫くして帰路に着くが、疲れて頭がボーっとしていたのか交差点右折で対向車線に入ってしまい、慌てて戻る始末(--;。水分の摂り過ぎで食欲が無かったが無理にでも遅い昼飯を食べて休憩した。体力使い過ぎだろう。

次の美ヶ原に向けて沢山の課題が出来たが、まずは完走したという事で良しとしよう。

後日談・・・

翌日は筋肉痛どころではなく、合計14箇所も刺されたふくらはぎが腫れ上がって靴下で圧迫された痛いのなんの(笑)。しかも土曜日の仕事の確認で朝4時半起きで早出だったが、昼間は皮膚科の医者を探して歩き回ったため余計に痛みが酷くなった。今はステロイド入りの軟膏を塗っているが。アンラッキー?(--#。