コーナーを1つ曲がると目の前に松本市内が大きく広がっていた。
・・・何だぁ? この坂(^^;。KLEINを停車させ様と下ハン握ってブレーキを掛けると後輪が浮くし(笑)。コース間違えたかな?
画像だと傾斜が判り難いがかなりの勾配がある。暫く待っているとローディが上がって来た。やっぱりこの坂なのか(笑)。インナーローでシッティングで上がれるんだ。私はダンシングでしか無理だろうな(^^;。
更に九十九折れを下り、似た様な傾斜の直線を下ると温泉街へ到着。
ヒルクライムのポスターと通行止めの縦看板が飾ってある温泉街は「渡来人祭りin浅間温泉」という土曜の午後は閑散としている通行止め区間で仕切られていた。暇そうである(笑)。持ってきたカーボショッツを食べて、ここから試走開始。
温泉街を抜けて細い道へ入り直後に右へ曲がる。しかし極端に狭くなる道にライダーが雪崩込むと接触やら落車が発生しないのかな? 平坦ならまだしも急坂や九十九折れの途中でやると悲惨な事になりそうだが・・・。
まずは最初の長い直線急坂(画像)を登る。既にインナーローだがダンシング&蛇行しないと上がらない。レース中はひたすら真っ直ぐ上がるしかないな。心拍数は急上昇していく。
つづら折れは傾斜の緩やかなアウト-アウト-アウト(笑)でコーナーをクリアする。レース中はラインの確保が重要か。たまに上がってくる車を避けつつ狭い車線を眼一杯使ってシッティング・ダンシングで登って行く。サドルはさくらがわで使ったアリオネはAlias143同様サドル後端が撓るためシッティングではその撓りを生かして後ろに乗って脚を回している積り。ケイデンスはアベレージ48(^^;。
もう少しペースを上げたいところだが心拍数は180後半。ウォームアップは必須だな。
九十九折を過ぎて松本市を背後に最後の直線を登る(画像)と美鈴湖への道へ合流。平坦路だが一息つく暇もなく坂が迫る。渋池で少し平坦になるものの第2CPまではきつい。
道路の造りとしてはきつい九十九折りの間に少し緩斜面直線とたまにきつい直線がある。つまり休むところはあまり無い・・・(^^;。ただし心拍数は180前半に落ち着いてきた。平均して10km/h台前半を維持出来る様になった。不思議な事に心拍数がツール・ド・さくらがわの時と同じく上がりっ放しだったにも関わらず脚が攣る傾向が無い。
第2CPを過ぎ、少しふくらはぎが痛むがまだ脚は元気。これならとペースを上げ様とアリオネの後端へ腰を落ち着けて力を入れ・・・っと前方からローディが降りてきたので挨拶をしようとすると、先に「すみません~チェーンカッターありますか?」との声。
確かトピークの携帯ツールにそんなものが付いていた様な? 工具を貸してとりあえず休憩する(^^;。持ってきたゼリーを摂り、作業の合間に同じ美ヶ原ヒルクライムに参戦するとの事で少し話をして登り再開。
分岐点の武石峠まではまだまだ先だ。疲れてくるとその分岐点をまだかまだかとコーナーを曲がる度に期待する様になる。きつい九十九折りはアウト-アウト-アウトで緩やかに大回り(試走はセンターラインは越えていない)。たまに遠くまで見える10%台のきつい直線はシッティング・ダンシングを混ぜて登って行く。途中でボトルの水を飲み干してしまった。しかたなくゼリーで代用するが飲み難い。
漸く武石峠で右に曲がる。しかし上り坂は続く・・・しかもさらにきつい感じがするのは気のせいか?(笑)。思い出の丘という展望台を過ぎて下りから松本市内?を見下ろす眺望の良い平坦道に入る。デジカメを取り出し撮影しつつ走っていく(少し斜めになった画像)。喉が渇いてきた。
少し登って武石峰からは画像(下から撮影したため登り)の様な豪快なダウンヒルが楽しめる。バス停でのんびりバスを待つ登山者を横目に歓声を上げて下って行く(笑)。でもすぐに嫌な登り(次の画像)。失速して(^^;インナーローでひたすら漕ぐ。短いがきつい。
さらにもう一回ダウンヒルに入った後はゴールまでなかなか先が見えない長い登りになる。やはり下りの速度を生かせず漕ぐ破目に。
レストハウスでゴールして一息つく。お約束のソフトクリームではないがアイスクリームを食べる。暫く携帯見たりとぼんやりしていると先ほどチェーンカッターを貸したローディが上がって来た。
以下、試走を終えてに続く。