T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

マウンテンサイクリングin 乗鞍 大会当日スタート~ゴールまで

大会の朝5時前に目が覚めた。外はまだ暗いが同室の1時間20分切りを狙う参加者は既にアップを始めていた(^^;。
今回はローラー台を持ってきたので少し時間を掛けてアップする。お陰で朝食には遅れてしまったが身体のは上手く目覚めた様だ。

○スタート前

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6時に大会会場に向かうと既に待機スペースには沢山という表現では足りないほどの参加者が居た。最初はKleinを横倒しに出来ていたのだが・・・。
開会式も滞りなく終わり(MCは開会式ではなく閉会式と連発して最後に気が付いたみたいだが ;)、スタート待ちに。

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男子Eクラスは参加者が多く(975名だったか?)、当日は3グループに分割されたのだがスペースが足りずにどんどん詰められて最後は立ったまま待機していた(笑)。

○スタート

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いよいよ男子Eグループ第2枠の出走時間が来た。スタート地点に移動する。ポラールで確認すると心拍数は80。まあ美ヶ原は最初から100越えていたから進歩したのか?(笑)。

美ヶ原と違って今回の号砲は録音ではなくちゃんと実物を使用していたので、拍子抜けする事も無くクリートもしっかり装着出来た。しかし凄い人混みだ。とりあえずペースの良さそうな前走者に従って行く横を最初から良い勢いで抜いていく参加者も多い。

出走からすぐに心拍数はクライマックス状態170突破(笑)。しかしアップが良かったのか以前ほど苦しくは無い。逆に脚の方に乳酸がたまり気味の様だ。三本滝までが遠く感じる。

三本滝からは道が細くなって斜度も少し上がった九十九折りを登って行く。ふと気が付くとどうも前を走っている人は定峰峠でご一緒した人の様に見えるが・・・?。確か乗鞍にずっと参加して今年も出るとか言っていたし同じジャージだし。この部分では同じ様なペースみたいだ。徐々に高度と斜度を上げつつ森の中を抜けていく。

○中間点を越えて

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ポラールのデータでは中間点を過ぎた12km付近高度2144m辺りで勾配が一段ときついコーナーがあったのか速度がかなり落ちている。勾配がきつくなっている上に先のグループに追い付いたり、後ろから元気の良いおっさんやら若者が老若男女入り混じって人が過密状態だ(笑)。

かねこレーシングの連中もたまに見かけた。同年代の参加者の一人は前グループで20分切りを狙っているから追い付くはずもなく、何故か私と同姓の男子E後発グループの参加者には抜かれたり(笑)。

冷泉小屋から位ヶ原小屋付近はコンクリの悪路だったのだが、いつのまにかアスファルトで補修されており走り易くなっていた。ついでに勾配も調整してくれよ ;。
まで中間点を過ぎただけだと言うのに大腿部の疲労感が酷くなり力が入らなくなってきた。脹脛にも痙攣の兆候が勾配のきついところはダンシングで無いと上がり切れない。

2300mの位ヶ原小屋にある第2CPで水を貰い首筋に掛ける。少し元気になりその先の長い直線に備えられそうだ。すぐにヘタレたけどな(汗)。

コーナーを立ち上がり大雪渓を目にすると後5kmの標識が表れた。既に1時間を過ぎて、ここからが正念場なのだが、大腿部の疲れが酷くダンシングで立ち上がるのさえ億劫になってきた。ここで生きて来るのがタイヤの軽さだ。一旦速度が落ちても頑張って回すと速度の復帰が早い。また何時もはヒルクライムで痛みが出る腰と足の痛みが全く出ていない。インソールのお陰でシューズの密着感が向上し踏み面が安定したためだろうか。

残り2km。最後のヘアピンを回り後はゴールまで大雪渓を横目に見ながら山の斜面沿いの登る道を残すのみ。時間は1時間30分まで既に残り2分を切っている。残りの脚力をペダルを回す事だけに専念して徐々にスピードを上げていくが、路面の勾配の変化が否応無く力を奪っていく。

既に先頭グループから下山が開始されはじめて走路が混み合いはじめた。とここでタイムアップ。30分を越えてしまった。一瞬がっくりと力が抜けるが、ここで諦めても仕方が無いので、もう1回ペダルに力を入れる。少し前が詰まってきた。あと少し。

岐阜県境は急に坂がきつくなるためダンシングで突入。ゴールした。ポラールのタイムは1時間32分28秒。

○ゴール地点

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惰性で駐車スペースへ向かう。大腿部は張って重いし心臓はドラミングして苦しい位だ。ふと空を見上げると抜ける様な青空が広がっていた。良い天気だな~と何故か楽しくなってしまった(笑)。
で、前方に目をやると駐車スペースは既に黒山の人だかり・・・入れないけど(汗)。

○記念写真

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荷物を預けていたバスからデイバッグを取り出しに行ったら、他のバスは出ていたのにそのバスだけバッグが出ていなかったので何人かの参加者と協力してバスの中の荷物を外に出しておく。駐車スペースの混雑を収集するために係員が不足しているんだろう。3000人近くを収容するには全然足りないし。
記念写真を撮って貰いデイバッグの中の食料を漁りながら一休み。過ぎに下山するのが勿体無い位の景色だ。

○下山途中

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10時頃に漸く下山するかと長い行列に並ぶ。試走の時と違ってアームカバー・レッグウォーマーとベストだけで丁度良い気温だ。

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長い待ち行列の間、遠くに広がる風景を眺めていた。

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のんびりと下山を開始する。まだかなりの数の参加者が登って来ている。後少しだよ~。

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しかし少し走ると停まってデジカメを取り出して撮影を始めてしまう(笑)。綺麗に晴れ上がった景色を眺めていると気分が良い。

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のんびり下っていると大雪渓の駐車場でかねこのグループと合流したので、後は一緒に下っていく事に。

○結果発表

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一旦、宿に戻って温泉につかってさっぱりした後、かねこから入賞者2人の表彰と結果を見に会場へ。
ゴール前の走行写真を探して注文した後、結果発表を見に行く。出来ればクラス別にボードを分ければあんなに混雑しないだろう。概ね全体の1/3位か・・・。美ヶ原が1/2だったから。次は1/4を目指せばいいのか(笑)。

来年も抽選が通ればいいな~。