○午後の遠い道のり
午後の出発の時バイクラックからKleinを降ろし列に並べる。指導員から「はい、ここまでは先頭グループです」と言われたのは私の後ろ人。のんびりは出来ないみたいだ・・・(^^;。照明の無いトンネルを通過するので出発前にライトとリフレクターLEDを点灯する。
出発早々から道はアップダウンが始まり先頭集団は直ぐに中切れを起こし分裂を始めた。こちらも後方から上がり始めるが先頭グループは遥か先に。やれやれ、また一人旅かよ(^^;。
途中の登りでペースを落として一休みした時に一緒になった人と話す。どうやら先週のやよい食堂に居たらしい。土橋ジャージの派手さを記憶していたそうで(^^;。別の処では「乗鞍走ってましたよね?」とも言われたりして。
途中の登りでペースを落として一休みした時に一緒になった人と話す。どうやら先週のやよい食堂に居たらしい。土橋ジャージの派手さを記憶していたそうで(^^;。別の処では「乗鞍走ってましたよね?」とも言われたりして。
午後は雲も晴れて日差しも強くなってきたが、木々に囲まれた道を走るので割合涼しい。呼吸を整えてまたペースを上げて行く。とうとう後ろは千切れて居なくなり、暫く一人で走るとずっと前方に自転車の影が直線に入ると見える様になった。どうやら2人程で走っている様だ。
やれやれ何とか似たようなペースの人に追い付いたと思いきや、登りでは姿が見えるものの、登りで力を使ってしまい下りに上手く速度を乗せられない・・・。それでも何とか追い付いてみると初日に白子まで引いてくれた人(というか勝手に後ろに付いた)だった。先頭グループはまだ先らしい。一体何キロで巡航しているんだか・・・。暫く3人で走る。何となく精神的に楽に感じるのは気のせいか(笑)。

ここで先頭のペースが速過ぎたため、ゴールの日本エアロビクスセンターに向かう途中の難所秋元牧場の一時停止に人が配置できていないらしい。そこでタイムコントロールで一旦20km/h~25km/hの第一グループが集まるまで休憩となった。先導の指導員の競輪選手の皆さんずっと引いて頂いてありがとうございました。本当にお疲れ様でした。
○ラストステージ

さて長い休憩も終わり、いよいよゴールの日本エアロビクスセンターに向かう登りに向けて出発する。
最初はかなり抑えての走行だったが、とある交差点を右折すると7%勾配から始まり10%近い勾配が2回連続する頃には先導のスクーターから聞こえるホイッスルと共にハイピッチの登りが展開された。
徐々に遅れ始めて頂上に着く頃には引き離されてかなり苦しい状態(^^;。
一旦下ったと思うとまた登りがあったりと第2班の指導員に抜かれたところで秋元牧場に差し掛かるため集団走行へ。本当に疲れたよ(^^;。少し下りが続いたところで一息付くが、最後の最後で7%の登り出現(^^;。やれやれだ。
○ゴール

最後の登りも終わりいよいよ日本エアロビクスセンターのゴールへ。日本エアロビクスセンターへ下り黄色い大アーチの手前でKleinを降りて歩いてアーチをくぐる。周りからは「お疲れ様でした」と声を掛けられる。口元には何時の間にか笑みを浮かべている自分に気がついた。
○余韻

受付で最後の完走証を貰い思い思いに芝生の上に座り込んで仲間と話す参加者達。預けておいたバッグを引き取って会社の携帯の着信をチェックすると留守電が入っていた。嫌な現実だな(笑)。まあ代行出来る内容なので放っておいても大丈夫そうだが、連絡取ろうにもPHSの通信圏外。
余韻に浸る間もなく・・・、といっても休憩の時間と知り合った人に挨拶する位はゆっくりしていたが(^^;、閉会式を待たずに会場を後にした。
こうして3日間約344kmの旅は終わってしまった。