T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

筋力測定-東京体育館

前振り

東京体育館と云う施設がJR千駄ヶ谷駅の目の前にある。
平日になるしまフレンドに寄ると帰りは千駄ヶ谷駅からJRに乗るため、たまに前を通っていた。

体育館なので各種のスポーツ設備や講習会などが開かれており、たまたまネットを検索していた際に、体力健康相談室としてアスリート向けの本格的な持久力や筋力測定を安価(1650円)に行って居るようだ。

・・・まあ人間のダイノベンチ(オートバイ用のパワーチェック機器)みたいなもんか(笑)。

しかしながら、持久力測定のVo2MaxやらATを測る呼気を計測する直接法は平日のみにも関わらず1ヶ月先までいっぱい(といってもキャパが3枠だけだそうで)。
直接法は身体トレーニングのアドバイスもしてくれるそうです。また栄養相談も無料でやってくれるとの事。この際、現状の問題を色々相談してみるのも手かもしれないと思いましたよ。

おっさんは効率的な練習しないと身体が持たない(^_^;)ので持久力測定(直説法)を一度受けて見ようかと思いましたが平日のみだし1ヶ月先になる訳で、残り少ない有給休暇を使うのはどうしようかと・・・。

スケジュールの空きがあるのは持久力測定(間接法)と筋力測定。間接法はVo2maxが推定値となるしトレーニング相談はなし。筋力測定は体脂肪体重計の正確なやつみたいなものかと思ったら結構ハードでした(笑)。

千駄ヶ谷駅到着

金曜日から降り続いた雨は土曜日もずっと降っていたが、千駄ヶ谷駅に降り立った頃には少し小降りになっていた。

健康相談室の場所はサブアリーナの一角にある。左端の券売機で本日の受診料(1650円)のカードを買って、受付でビジター?用の使い捨てリストバンドと番号の打ってあるロッカーの鍵を貰い入り口のゲートを通る筈が、指示されたのは脇から入ってだった?

まずはロッカーを抜けてトレーニングルームへ向かう。昼間から「なんとか筋」をいじめ抜きたい男女で混雑するトレーニングルームを抜けて案内された一室で本日の予約を確認。もっとも先にロッカーで着替えてきた方が手間が掛からなくて済む様だ。

筋力測定前

一室で問診表へ記入し、本日の目的と運動習慣を話すと自転車競技という事で、やはり持久力測定(間接法)を薦められたが、AT値の測定が出来ないのと右膝の問題に関してトレーニング相談も受けたい旨を伝えると筋力測定やりましょうという事になった。

流れは以下の通り
1.形態計測と呼ばれる身体測定:62.7kg/体脂肪率13.1%。左右脚部(大腿部・脹脛)の周囲径測定
2.安静時血圧(129/79):直前時食事したので少し高いが正常範囲
3.肺機能検査として肺活量の測定:4.77L/年齢平均の124.21%
4.同じく努力性肺活量の測定1秒量:4.1L/90.0%

と等々、概ね普通な数値を測定した後、次はいよいよ筋力測定へ。

筋力測定開始

別室に外にあるトレーニング機器と似たような拷問器具(^^;が置いてあった。BIODEXと云う等速性筋力測定装置?
頑丈な固定ベルト付き椅子に座って上半身と膝上を固定され足首に固定したバーをひたすら上げ下げすると言うもの(レッグカールとレッグエクステンションというのか?)。
バーの先の負荷装置はシャフトに掛かる力を歪みセンサーが読み取り計測値がコンピュータに記録される。これで左右の脚が発生させる進展と屈曲のトルクを計測する。

流れは以下の通り

1.ストレッチ(自分が普段やっているやつ)またはアップ(軽くスクワット)
2.機器セッティング(脚可動域設定と自重による重力補正)
3.筋力測定(重い負荷で4往復):
4.筋持久力測定(中位の負荷で25往復):
5.瞬発力測定(軽い負荷で4往復):
6.総合評価:計測した測定値を見ながら、今後のトレーニング方法のアドバイス

身体と足首を稼働するバーに固定されドSそう(^_^;)な担当の男女2人の元気な掛け声に合わせて負荷の変わるバーを必死に上げ下げしましたよ。結構膝に負担が掛かるのが判ったので、次回からは10分位エアロバイクでアップしておきたい感じ。

やっと終わったと思ったら、なにやら機械のところでごちゃごちゃとやってる。
・・・計測をミスりました~だと(爆)。脚疲れてますが、もう一回やりましたよm(_ _)m。
よけいに疲れた~。

総合評価

元の部屋に戻って測定値を見ながら評価。
まずは左脚。脚力・持久力・瞬発力の進展と屈曲は年齢平均より少し上。きわめて普通。
右脚は脚力の進展時のトルクピークからの減衰が大きい。屈曲側ではトルクピークへの立ち上がりが遅い。持久力はほぼ同じ。瞬発力は屈曲側で平均以下。

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3.筋力測定のグラフを見ると右膝が伸びる方向への筋力の減衰が早く動きが悪い事が計測結果と膝関節角度とトルクのグラフにはっきりと記されていた。(太線:左脚 細線:右脚)

ペダリング

この結果をペダリングに置き換えてみる。
右膝が伸びた状態(下死点付近)での筋力・瞬発力が不足しているため左の送り・踏み出し始めの減速要因となり左脚への負担が大きい。
ペダリングは左右で補完する事が出来るから踏み込みの割合が大きい短距離のヒルクライムはそこそここなせる。
しかし速度を長時間出したり脚に疲労を溜めないスムーズなペダリングを必要とするロードレースやロングライドは左足への負担が大きいため先に疲労したり、右脚の引き上げを他の筋肉がフォローするため右腰が痛み出すと。

対策

もちろん右脚を鍛えるしかない訳だが。指導員の方に現在のトレーニング方法を話して少々見直して貰った。
機械を使わない単独トレーニングでは自重による運動(スクワット・フロントランジ)が主のため屈曲はチューブなどを使う方法でハムストリングと内展筋を鍛える。1セットの回数を減らしてセット数を増やすと長続きするそうだ。
自転車のチューブは使えるかと聞いたら、テンションとしては強過ぎるかもしれないとの事。
がんばんべ~。

栄養相談

現在の食生活を相談。・・・甘いもの(特に昼の缶コーヒー)と塩分(うどんとかそばのつゆとか)を控えます(笑)。