整備ついでにKleinに装備されている
アルテグラグレードのコンパクトクランクFC-R700からヘリウムから外した
アルテグラSLのコンパクトクランクに交換してみました。
Kleinにアイスグレイの
アルテグラSLのクランクはあまり似合わない様な気がしますが・・・。渋めのゴールドとかのチェーンにすれば釣り合うかも(違)。
KleinのBB
カーボンと違ってアルミフレームのKleinは筒状になっています。それほど汚れてはいませんでした。
アルテグラSLとFC-R700クランク
スペックの通りに
アルテグラSLのアクスルシャフトは薄肉スチールシャフト。FC-R700はアルミの肉厚なシャフトになっていました。
取り付けの構造上
シマノのクランクはシャフト軸線方向に圧が掛からないためシャフトの根元にOリングを装備して、その弾力でBBの樹脂シールをベアリングに押し付ける構造になっています。分解してはいませんが樹脂シールの中のベアリングはシールドベアリングでは無いかと思うのですが。
アルテグラSLとFC-R700(5600?)のBB
BBは左右を樹脂パイプで繋がっています。しかも差込口にはOリングがあります。
アルテグラSLになって樹脂シール表面に段差が設けられています。ここまで防水シールドを厳重にするのも大変そうです。デュラグレードとの違いはベアリングの精度でしょうか。イタリア製のフルクラムは防水性については結構割り切った造りです。
今回、日本製
シマノのクランク2種類とイタリア製フルクラムのクランクを見てみましたが、以前所有していた
ドゥカティ社のオートバイにも言えますが、デザインの良さや合理的な構造を上手に採用する上手さはイタリアのお国柄なんでしょうかね。
ただし色んなシーリングに関してはあまりにも駄目な品質と設計でしたが(笑)。18年前はメンテナンスすれば良いと言うレベルではありませんでしたよ(^^;。現在は、勿論シールの品質については全く問題ない様です。
まあ、フルクラムのベアリングは大丈夫とは思うけど・・・。