T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

この日の為に-地蔵攻略戦

スタート地点の阿蘇望の郷くぎのまで戻ってきたのは昼過ぎ。午前中の走行距離は約70キロ。

昼飯完食

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191702.jpg
去年は水分の摂り過ぎで食べられなかった昼御飯。汁の1滴まで完食させて戴きました。ついでに冷えたトマトも戴きました(笑)。去年とは大違いのこの食欲(^^;。

チェックポイント

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191711.jpg
今年は昼食の引き換え券はチェックポイント通過直後に饅頭と共に手渡しされた。去年は券を持って行かなければならなかったので、紛失とかのリスクは無くなった様だ。

阿蘇望の郷 くぎの

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191717.jpg
まだそれほどの参加者は戻ってきていない。昼食でもほとんど混雑は見られずにゆったりと食べる事が出来た。やはり第1グループでスタートしたのは正解だったようだ。あまり食休みも採らずに30分ほどで出発する。

前哨戦

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191721.jpg
午後の地蔵峠を走る前に決めていた事がある。それは「独りで走る」という事。もちろん去年の雪辱戦だ。体調が上向きの時点で早々と逃げを打とうという(笑)。

地蔵峠に至るまでには一度峠を越えてから、再度登っていく。まずは軽いジャブの応酬と云ったところか。ボトルに詰めた冷たい水を頭と身体に掛けながら登っていく。もう一つの保冷ボトルにはクエン酸ドリングを詰めているが、味が濃く感じる様になってきたため、多くは飲めなくなってきた。

中盤戦

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191734.jpg
去年、パンクでリタイヤしたポイントを過ぎてさらに勾配は上がって行く。流石に脚の回りが重くなってレストモードのダンシングを多用する時間が増えてきた。
上空からは矢の様な紫外線が降り注ぎ、足元は絶え間ない熱エネルギーの攻撃が続く中ノロノロと鈍い速度で進んでいく(^^;。水は飲むより身体に掛けて身体からの熱を強制冷却する方が多くなってきた。
道端には休憩を採っている参加者がちらほら。

補給

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191742.jpg
水シールド(笑)が尽きかける直前にエイドステーションに到着。去年はここまでクラインを押して上がってリタイヤ申告したある意味メモリアルポイントだった(笑)。
ボトルに冷たい水を補給し、さっき昼飯を食べたばかりだが、お握りが消化されるのはまだ先と思いバナナと背中のポケットに詰め込んだパワージェル(ストロベリーバナナ味 笑)を啜る。頂上まで後2キロらしい。ここまで脚は重いものの痙攣も見られないのは今までの用意や準備が無駄では無かった事の証明だろう。

カウンターアタック(笑)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191747.jpg
高度が上がり、幾分、宿敵(太陽)の弾幕が薄くなってきたと思ったら、伏兵によるカウンターアタック炸裂(笑)。去年は回収バスで通っていたのだが、すっかり忘れていた(爆)。実際にはメーターでは13%位まで登っていたが、すっかり慣れてきたインナーローのダンシングで切り抜ける(\^^;。

峠達する

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805191752.jpg1時間に及ぶ重力と紫外線と赤外線による攻撃を退けて地蔵峠の頂上に到着。頂上付近にはボランティアらしき人が居たので、少し先に進んで下りに入ったところでガッツポーズを決める。気分はツールの山岳ゴールだ(笑)。
身体はオーバーヒート気味だが、ダンシングが上手くなったのか脚が痙攣する事は一度も無かった。ただ右膝のジョイントが緩んだ様でペダリングすると2回ほどカクカクと動く(^^;。軽微なダメージと云ったところか。下りで回復出来そうなレベルだ。

ダウンヒル with Michelin PRO3 Race

ここからは長い下りに入る。疲労している時に身体の冷えるダウンヒルはリスクが高いのだが、勢いは止められない。オートバイのラジアルタイヤならビバンタム君を消し去っているところなんだが、自転車用のロードタイヤにはサイドウォールに描かれているので物理的に無理だし(笑)。
やはり下りでも直進中のセンター部分のダンピングが良くブレーキも前後共に安定したグリップ感がある。ターンイン時のセンターからサイドへの荷重移動でも撓みや変化点は感じられない。勿論サスペンションは無いのだが、若干前を引きずってコーナーに侵入するとオートバイのタイヤみたいな安定感がある。この程度の速度ではバンク角も浅いせいかグレイのセンター部分からサイドまで出る事もほとんどから判らないのかもしれないが。
コンチネンタルのGP4000Sのグリップと軽快さ(重量の事では無い)良さも捨て難い。

などと長いダウンヒルを暇を潰しつつ俵山へ向かうべく西原村へ下っていくのであった。

続く