プーリーを交換してから、ローラー台に載せてHeliumとKlienのディレイラーを調整しながら漕いでみて概ね変速時の遅れなどの問題は無くなった。
後は耐久性だが、汎用のシールドベアリングのシールは環境に拠るため、極めて少ないが何か拍子に樹脂製のカラーが削れるとガタが大きくなる可能性はある。まあカラーが削れる原因はベアリングだから=ベアリングの寿命という事だろう。
Klien Q-Carbon with Inteligent Bike セラミックプーリー

相良路前にUltegra-GにDura-Aceのプーリーを組み合わせていた。プーリーを新品に交換してみて、正しく調整の出来ているUltegraとDura-AceのRDを比較するとシフト性能はやはりDura-Aceが良いのがはっきりと判った。もちろん回転しないプーリーよりは回転するプーリーの方が良いが(笑)。
プーリーの影響?

元々、こっちのRDに付いていたDura-AceのプーリーをHeliumに移植していたのだが。5月の雨のツールドさくらがわ以降、負荷を掛けたクランクの回転に多少ゴリゴリ感が出ていた振動が消えた。
道理で単体パーツで調べても現象が判らなかったが、どうやらプーリーが原因だったのか。お陰でDura-Aceの滑らかで素早いシフィティングが戻った様だ。ずっと使い続けていると性能劣化は判り難い。
結局、プーリーのベアリングのボールがG100スチールボールとG5セラミックボール(どうせハイブリットだ)だろうが、クランク-チェーン--プーリー(RD)-スプロケットのシステム内ではチェーンフリクションの大きさには敵わないのでは?
やはり定期的なメンテナンスによるシステムチェックによって確認しなければ、高価な機材もすぐに腐るという事か(^^;。