T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

メモ書き:タイヤ on the roller

約1ヶ月間、Araya/Klien/Ridleyの3台を3本ローラー上で走らせて見たが、タイヤに関して通常の実走行とは違う印象を受ける事となった。

使用タイヤ

1.Continental HomeTrainer Ultra Sports + Vittolia EVO(ブチルチューブ) 23C
2.Michelin Pro3 Race (WO) + Bontrger RaceLite(ブチルチューブ)
3.Continental GP4000S (WO) + Vittolia EVO(ブチルチューブ)
4.Vittolia Corsa CX (TU) (ラテックスチューブ) 21C

3本ローラーの場合、リヤタイヤは2本のローラーの間に挟まる様に載せているだけで、自重と体重で押さえられている。実走行との違いは以下の通り。良←→悪の並びで上のタイヤの番号を書いておく。
                                 
A.静粛性:タイヤの溝有無。接地面の溝(太さ・深さ)によるノイズ:1<2<3<4
B.振動:タイヤの精度(真円度または製造手法の差異?)による振動:3<1<2<<4
C.磨耗:タイヤ接地面のコンパウンドの減り具合:1<2=3<4
D.スリップ:タイヤの表面硬さによるローラーとの滑り:2=3=4<1

静粛性についてはローラー専用のタイヤだけあってUltra Sportsが静かだ。下手に抜重するとスリップして音がする時は除くが。
振動についてはこれはチューブラータイヤとクリンチャーでは製法が異なるのか、とにかくレールの上を走る電車の様な「ガタン・ガタン」という振動がローラー上をバルブ付近を通過する度に発生する。

しかもVittoriaは接地面がやすり目になっているため「ギュー」という擦通音と共に磨耗していくので使えない(^^;。もしかすると別のメーカーのチューブラータイヤとか使えば違うのかもしれない。

Pro3も以外と振動が発生するがコンパウンドとスリック面のため静粛性はかなり高い。GP4000Sは驚いた事に振動が感じられ無い。真円度や製法上のタイヤの繋ぎ目処理?が違うのか。ノイズを気にしなければ公道も走れるタイヤでは一番ローラーに乗り易いといえる。

減りはUltra Sports以外は一様に減るがVittoriaのチューブラーは特にやすり目の減り具合が目に見えて減るので心情的に勿体無い感が強い(笑)。

スリップは磨耗と相反するがローラーの乗り方でリヤを抜重したりフラ付いたりした時に固いUltra Sportsで発生させ易い。称して「乗れてないマーカー」(笑)