T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM0612高千穂600k 後編

箱石峠~高千穂

箱石峠を越えると暫くアップダウンが続き、県道への分岐点に至る。県道に入ってからは何とか持っていた空から霧雨が落ち始めた。レインウェアを着込みたいが、fuk@さん達は国道に出るまでは走りたい様でそのまま走る事にする。
途中、ほとんど交通量の無い県道で珍しく対向車が来たと思ったら、いきなり「ガンバレー」と声を掛けられたのでちょっとびっくり(^^;。国東で後半ご一緒したヒロエさんと判ったのは擦れ違った後のfuk@さんと会話の中でした(^^;。
国道に出る直前の登りを登っている最中に突然脚の力が抜けた。どうやら腰痛ゲージが満タンの様だ。2人の姿が遠ざかって行くが、そこは高千穂へ向かう国道への合流点だ。
 
高千穂までは下り基調だしレインウェアを着込めばなんとかなるだろう。
 

彼女に会いに

国道へ出たところで自販機のある閉まった売店の軒先でレインウェアを着込んで走り出す。
fuk@さんは大丈夫かなと思う位の簡単なレイン装備。
既に雨は本降りに変わって轍に水が溜まっている。
流石に車は十分に避けて追い越してくれるが、速度差はかなり大きく巻き上げる水煙で前が見え難い。
しかし新しいレインウェアのお陰で顔以外は至極快適に走り続けられる。もっとも登りになると全く力が入らないのでどんどん2人は遠ざかって行く。
必ず「←彼女」に会ってやる(笑)、それだけで前に進んでいく。
ループ橋の手前で消毒を受けた後で宮崎県に入り、「彼女」と対面した(笑)。
  

雨のち、オペレーションじょいふる

彼女に会った後の坂では完全に遅れてしまい、とうとう眩暈まで・・・って補給してない事に気がついてあわててカロリーメイトを頬張ると玄武山トンネルに到着。fuk@さん達が入り口で待っていて心配してくれて悪い事をしてしまった。そろそろ潮時か・・・。
高千穂に到着して、fuk@さんがレインパンツを購入した後でまるさん達が実行している「ジョイフル大作戦」をぱくって高千穂のジョイフルで夕食。外は強い雨風が吹き荒れている中、暖かい部屋で食事を摂ると動きたくなくなってしまう(^^;。
 
嫌々ながらジョイフルを出るとちょうどまるさん、NAGAさん、Tok-Makさんの3人と出合った。お互い励ましの言葉を掛け合いながら別れた。
 
そこから先は有明の再現だ。真っ暗な道。降り続く雨。頻繁にダウンするライト。効かないブレーキ。対向車が来ればライトで目が眩む。追い越されたら水しぶき。既に腰痛ゲージはMAX更新状態で6%の坂でさえ激坂状態(笑)。
それでもレインウェアのお陰で身体は程よいコンディションを保っているせいか、それほど遅れずに2人のテールランプの遠く小さな光に向かって走る事に専念する。
 
PC2まで後20kmほどになった地点のコンビニで休憩して消えるライトに代わってヘッドランプを装備して出掛ける直前、海老仙人さんが通り過ぎるのを見かけた。暫く走っていると2人が海老仙人さんに追いついたみたいで何か会話していた様だ。fuk@さん達に追い越されてもペースが上がってないのであまり調子は良くなさそうだ。
延岡市街に入ってとうとうfuk@さん達が見えなくなってしまい、海老仙人さんの後ろでPC2の延岡のローソンに到着。暫く休憩してRADACさんや今度は車で来てくれたKUREさんと話をする。
 
腰痛は別にして有明よりはまだ快適とも云える状態を保っていた。慎重に走ればPC3までは行けるだろう。
だが、それは本意ではない。少し迷ったがfuk@さんの出発を見送ってリタイヤする事にした。
次を続けるために。
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前回の有明と概ね同じ位の260kmが今回の走行距離となる。
腰痛は今後の課題だが、夜の雨中走行に関してはある程度のコツらしきものは掴めた。
リハビリと平行してクラインもポジションを見直し長距離を走れる様に復帰したいものだ。