T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM1023 日向600k 瀬の本~ほたるの里

三愛レストハウス:1544

雨の降る瀬の本に降りて三愛レストハウスのコンビニで暖かいスープとパンを食べてPC6までの長い下りに備える。外に出て空を仰ぐと日田方面の雲が切れて晴れ間が広がり始めていた。
 
まるで帰還を出迎えてくる様な錯覚に陥りそうになる。まあ、峠に登り始めたら考えも変わるだろうが(笑)。
ここから先は全くデジカメを使わなかったので画像が一枚も無い。

PC6:セブンイレブン日田玉川BP:1747

完全に陽が暮れる前に最後のPCに到着。この時間帯にはまだ600kの参加者が残っていた。疲れてはいるが先が見えてきたのかみな余裕らしきものが感じられる。最後の補給を終えて何人かと一緒に出発しようとした時にKさんのフロントタイヤがパンクしている様子。後続が残っているので先に行ってくれとの事。
 
代わって千葉からSRを取るため600kに参加した千葉Kさん(仮称)と一緒に走り出す。私も3年前は千葉に居たんですよとか会話しつつ真っ暗な養豚場峠に向かって急勾配を登り始める。試走の時にきついのは判っていたが夜だと更に急勾配に感じられる。同行のKさんも辛そうで、少しペースを下げて頂上に向かう。
例によって養豚場の激臭を避けてさっさと下りに入る(笑)。
 

トラブルとは思ってなかったトラブル

養豚場峠を下って嘉麻峠に向かう国道210号に合流した直後、インナーからアウターへ上げようとした途端にチェーンが噛み込んだ。今までとは違う状態に自販機の明かりのある路肩に停車して変速の様子を見る。フロント変速は問題なさそうだが、アウターでもロー側3枚とインナーのロー側2枚へシフトすると勝手に上下にシフトしてしまい脚にダメージが来る。それ以外のギアならチェーンのカチカチ音は酷いがそのまま走る事が出来る。
この暗い中では原因も判明するわけも無く。実際には↓なっていた訳だが。
イメージ 1
気が付かないと云うのは怖いものしらずで、この状態で60km近くをそのまま走ってゴールしたんだからかなりピンポイントで幸運続きだった様だ(^^;。
 

休憩:セブンイレブン嘉穂町:2045

嘉麻峠の7km手前の鼓の里で休憩して嘉麻峠を越えた後、千葉Kさんのアドバイスもあり速度を抑えて下る。嘉麻峠直前の外気温計は19度を指していた。土日の夜間の気温が高いのも走り易い条件の一つだ。
ゴールまで残り30km地点のセブンイレブンで休憩。最後の補給をする。残りの参加者が店の前を通り過ぎて行く。この時刻なら規定時間内にゴール可能だ。焦る事はない。
 

見坂峠手前自販機:2227

飯塚市街を抜け、小竹から県道30号に入って意外と勾配のある坂を越え、果物園のある宮若の坂を登るって漸く見坂峠を登り始める。最後の最後にこの3連坂登りは堪えるみたいで同行の千葉Kさんにかなり疲れが見え始めた。更に霧雨も出始めた事もありゴールの5km手前の自販機で一旦止まって千葉Kさんに一息付いて貰う。
 

ほたるの里:2255

果たして見坂峠から霧雨が酷くなり視界不良とブレーキの利きの悪い状態で九十九折の下りを下って行く破目になったが、なんとかほたるの里にゴール。千葉kさんはSRを取れたので嬉しそうだった。
 
記録は38時間55分で600kmを走り終えた。去年は32時間だった。
 
代表に前半のペースに反して後半あまりに遅かったのでリタイヤしたのかと思ったと云われたが、後半にペースを抑えたのが良かったのか前回の様に走りたくなくなる程の腰痛にはならずに最後まで走りきれたので、ある意味「予定通り」(汗)。
 
とりあえず今年のブルベは終わったが、まだまだ装備や走りの面で遣り残している事が多い。スタッフのサポートや他の参加者に支えられている事も多い。まだまだ「ひよっこ」だ。
 
現状ペースメイクが出来たのは300kまでで、体力的に一番きついと思われる400kはまだ一度も完走していないし、SRも取ってはいないのだ。腰痛もどうにかしないといけないが。
 
まだゴールは先にある様だ。
 
最後に毎回楽しいルートと手厚いサポートを提供してくれたAJ福岡の代表とスタッフに感謝と支えあった参加者にお礼を云いたい。来年もお世話になります(笑)。