T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

物体X

シマノのアウターと組み合わせてみました

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カンパとシマノのアウターケーブルを曲げてみました。
アウターの曲げに対する固さはシマノが固く取り回しには苦労しますが、インナーワイヤーの変形(延び)に対する拮抗力はこちらの方がありそうです。
ワイヤーの諸元は問題無さそう。アウターは両者共にインナーはテフロン(PTFE)コートだし。ケーブルもシマノはSP41、カンパも給脂済み。サイズは以下の通りですが太鼓形状が若干異なるのでインナーはそのまま使ったほうが良さそうです。
 
・シフトアウター:4.0mm
・シフトワイヤー:1.2mm
・ブレーキアウター:5.0mm
・ブレーキワイヤー:1.6mm
 
カンパニョーロ
・シフトアウター:4.1mm
・シフトワイヤー:1.2mm
・ブレーキアウター:4.9mm
・ブレーキワイヤー:1.6mm
 
 
カンパの場合、単体販売がインナーのみ以外はセット販売で比較すると高価だし、3rdベンダー製ケーブルは高価なものは別にして対性能価格比とこちらでの入手性ではシマノが一番でしょう。
 

試してみると

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最大レバー入力でのケーブルアウターの変形は比較して少なくなりました。カンパの分は撮影していませんが、もっと引っ張られていました。
おまけとしてワイヤーを引く際のワイヤーとアウター内壁の擦れたゴリゴリ感が少なくなりました。
これは使用するアウターの長さも関係するかもしれませんが。
まあ、見た目はアレですがね(笑)。
 
このアウターの変形の少なさがカンパのブレーキフィーリングというかイタリアンな感性性能(笑)にどれだけ影響するかは実走しないと判りません。
 
この手の感性系のお話では良くある事ですが、出来る環境があって判らなければ自分でやってみれば良い訳で・・・。自分でやってみて初めて判る事もあるし。
昔、ブレンボのラジアルマスターの廉価版(鋳造版)が出た頃に削り出しのレーシングや後追いでショウワのラジアルマスターが出てからまことしやかに語られていた噂話とほぼ同位ですがね(笑)。
結局、製品単体性能ではなくレバー比とポンプ比の違い(と整備状態)だけという結果でした。
 
好い加減観念してホイールにタイヤ貼るかな・・・。
3本ローラーならブレーキは必要無いから乗れるし。ポジション出しも進めないといけません。