ベアリングプーラー御一行様(笑)

そもそもプーラーだけあってもインストーラーが無ければ片手落ちなんだがFulcrum R5を放置するのも後味が悪いので内掛け式ベアリングプーラーF2というやつをわざわざ買ってしまった。
これで引き抜いたベアリングは再利用出来ません。
この工具はカートリッジベアリングの引き抜き飲みR3以上のカップ&コーンを使っているホイールには使えません。
それでは早速・・・
R5ハブは反フリー側がぎりぎりだったが何とか引き抜いて新しいベアリングをセット。
引き抜いたベアリングを調べてみたが玉の状態は全くの正常。回転も滑らかでグリスもかなり残った状態・・・。この時点で原因が見込み違いな感じ(汗)。


ベアリング本体の回転を良くする積りも無く両面「接触式シール」ベアリングを選択。
本当はインストーラーを使って圧入するのが一番だが、今回はズレ防止のシャフトを入れて古いベアリングx2個重ね+21mmロングソケット+24mmソケット使いベアリングを文字通り打ち込んだ。
打ち込んだベアリングがインナーカラーを押し込んでない事とベアリングの回転を確認してフリーとシャフトを通して再度締め込んでみる。
結果は締め込んでいくと以前と変わらずに回転が重くなった・・・(汗)
まあ以前よりは全く回らないという事は無いが、同じカートリッジベアリングを使うEaston ORION-IIのR3ハブ/EC90SLXのR4ハブやDT-Swissの240Sハブと安いFulcrumのR5EVOを比べるのも違うか。とりあえずエンド幅は130.8mmでそこそこ回るまで緩めた状態で戻しておいた。明日はフロントを交換するかな?
※2011/01/10追記
とりあえず反フリー側のベアリングの外側についている金属製のスペーサーが重くなる原因という事が判りました。前回閉めこんだ際に歪んだか。外してエンド幅130.1mmで再構築。回転はそこそこまで戻りました。
フロントはベアリングの具合は問題ないので同じ様な金属製のスペーサーはそのままでエンド幅99.7mm。