T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

Maillot Lombalgie trois

腰(骨盤)の前傾状態と股関節の可動域

AS5大和と出てAS6粕淵に向かう途中150km程走行。腰の付け根、背骨に沿う筋肉が強張って弾力性が無くなった状態。出力を上げなければ平坦と下りはそこそこ巡航は可能。登りは力が入らず回せない。
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骨盤はやや後傾気味のため腰から上半身を前傾させている状態。下ハンを握る手の平にある程度上半身の重量を任せる?影響か、前傾度合いが強い割に腰と坐骨への負担は減少する。
 
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STIグリップを握った状態では坐骨への荷重増と前傾が緩やかにも関わらず腰(から背中に掛けて)の負担が増す。
見た目は骨盤を立てている様に見えるが、実際は股関節の柔軟性が低く骨盤が後傾するため腰部と大殿筋に不要な緊張状態が続き屈曲点となる腰の痛みとなってくる。
股関節の柔軟性は前屈してみると判り易い。腰から曲げようとしても綺麗に前屈は出来ない。
 
股関節の柔軟性があれば可動域を広く取れるし、股関節を中心に上下に接続された筋肉群の効率が良くなる。
力士の様に開脚前屈とまでは行かなくても自転車において股関節の可動域を広げる事は、その過程において腹筋・背筋を含めた上体バランスと横隔膜を腹側に下げる腹式呼吸法を習得する事が出来る筈。前者はプロロード選手がプロトンで見せるバランスの良さであり、後者はプロロードの選手がTTなどで呼吸する時に腹だけ大きく膨らむあれだ。
 
筋力の発達具合は目に見えるが、関節の柔軟性は眼に見えないため必要箇所のストレッチを継続してやるしかない。しかも間違ったストレッチで筋肉に損傷を与える可能性も無きにしもあらずでかなり面倒ではある。
 
まあ、しかしおっさんだからやらないと直ぐに固まってしまうしね(笑)。左肩の五十肩も治さないとね(笑)。