T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

使い捨てBB

違いは無いと判っているが、ついカッとなって・・・(笑)

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メーカーの宣伝文句は置いといて・・・。というか本家は宣伝文句があまりに少ない。
このBBとはヘッドセットに利用されるACBの兄弟みたいなベアリングを採用したBB。そのベアリング本体は同社のシール付きセラミックベアリングみたいに交換可能には見えない。
という事はシマノBBと同じく使い捨てw。価格は10倍程違うが(汗)。ベアリングは素材の耐久性が何倍あろうが、オイルレス(では無さそうだが)で抜群の回転性能を持とうが、ボールやレースに傷が入って消耗したら交換する事には代わりがない。そのためのカートリッジ方式なのだから。
もちろん手作業でアルミBBにカートリッジベアリングを精度出して圧入出来るのかとか、ボールやレースが高価で部品バラ売りよりはユニット供給の方がセラミックボールとか高窒化ステンレスとかコストに見合う品質が保てる。
 
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XD-15のシールはこの青いシリコン?シールのみ。形状はWリップでアルミリングに接着してあるので少々お高い筈。ベアリング本体の回転性能を発揮させるならある程度のコスト内での防塵性能は落とさざるを得ない。シマノBBの様にガチガチにシールドすれば別だろうが抵抗がね~w。
こちらは広い温度範囲で柔軟性が保持されるシリコンとWリップでBBとの抵抗を低くして防塵性能を保つ様に考えられている。
 
このBBに期待するのはクランクシャフトの負荷の最適化。自動調芯とは行かないだろうが脚がペダル→クランクを通してシャフトを回転させるトルクには当然変動がある。その変動に対する負荷をACBが調整してくれればと考えている。
 
ちなみに無負荷の回転は自己潤滑ベアリングや同Enduroのセラミックベアリングや最近ではシマノBB+TokenのTiramicの方が良く回転はする。ほとんどBBに接触するシールが無いしベアリングボールの抵抗が比較的小さいからだが。まあ、手回しでの回転性能は脚のペダリングによる負荷とは比較する事自体無意味なんだがw。