スポーク長計算みたいなもの
Tune MIG70/MAG170
前Hubはスポーク穴PCD計測が穴数18だと180度の位置に穴が無いので測り難い。異なる箇所を測定して数値を平均化するが、どうにも測定精度が危うい(笑)。
手元計測でフランジのスポーク穴間直径は38.6mm(Tune公式数値37.5mm)
フランジ間70.1mm(Tune公式数値は中心からフランジまで35mmx2)
ロックナット~フランジ間16.7mm(左右同じ)
後Hubはフランジ直径が左右で異なるのでノギスだと更に測り難い。
フリーボディの干渉を避けられる位に大きなノギスでは精度が出ないから定規と組み合わせて大体の数値を何回か測定する。
手元計測でフランジのスポーク穴間直径は左/右40.7mm/54.5mm(Tune公式数値41.0mm/54.4mm)
フランジ~中心は左右36.6mm/15.2mm(Tune公式数値39mm/17mm)
ロックナット~フランジ間は左右28.4mm/49.8mm
Stan's NoTubeのZTR 340 RimのERDを590mmとして計算した結果、フロントの精度はまだしもリヤの計測精度に問題が・・・(笑)
前ラジアルスポーク(12mmニップル装着の左右):276mm~277mm
後左右2クロススポーク(12mmニップル装着):左286mm/右284mm(DT計算の場合右281mm)
ノギスだけに頼るには難しい
DT-SWISSはSpoke Calculatorに計算に必要なHubの数値が記載されている。検索してネットにあるスポーク計算機の幾つかに測定した数値を喰わせて結果を相互に確認してみた。
フランジのスポーク穴間直径は39.2mm(DT-SWISS公式数値38.8mm)
フランジ間74.5mm(DT-SWISS公式数値は中心からフランジまで37.25mmx2)
ロックナット~フランジ間12.9mm(左右同じ):ただしDT-SWISSではフランジ~センター間数値を使用する
DT-SWISS Road240S
どちらかと言うとDT-SWISSの方がフランジが左右同一径で角張っていてノギスで測り易い(笑)。
後Hubのフランジのスポーク穴間直径は45.0mm(DT-SWISS公式数値45.0mm)
フランジ~中心は左右32.3mm/16.3mm(Tune公式数値32.6mm/16.9mm)
ロックナット~フランジ間は左右32.7mm/48.7mm
求め難いのは寸法が大きくなればなるほど、対象物と測定器具の目盛を読む観察者の位置で誤差が出るため対象物の固定が重要となる。Hubなんて丸っこいものはなかなか難しいw。
ある程度精度の出る測定手順を考えよう(汗)。