T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM915飯塚1000k:PC3~PC4

中の谷トンネル:0450

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0330位にPC3を出て一旦臼杵の街中を抜け、国道10号に向かう真っ暗な道を緩やかに登って行く。
雨はほとんど降っていないが、路面は濡れている程度だ。
野津で国道10号に合流。Garminに中の谷トンネルのピークを入れて置いたのだが、一向に近づく気配がない。というかやはりアイコンが小さ過ぎて全く見えない(笑)。頭の中は301kmの数字だけが踊っている。
2009年には高千穂600kで延岡側から延々と走ってきたのだが、同じ様に長く感じる。漸く明るい中の谷トンネルに到着。301km地点だ。
長いトンネルを抜けて道の駅やよいまでダウンヒル。たかだか10kmの筈なんだが、夜間走行では長く感じる。

手前のコンビニで食べ物を買い込み、道の駅やよいで朝飯を食べながら空が明るくなるのを待つ。温泉施設の傍にウッドデッキがあるのでそこに滑り込むと暫くして強い雨が降り始めた。奥には参加者が一人エマージェンシーブランケットに包まって寝ていた。
ストレッチしながら待っていると空も明るくなりヘッドランプの明かりも不要になってきた。
雨も小降りになってきたため、宗太郎峠の登りもあるのでレインウェアを着込まずに、やよいから次の道の駅はゆままで約40kmを目指す。

国道10号:宗太郎峠まで後何キロ?:0625

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道の駅やよいから走り始めると、どんどん空が明るくなってきた。雨は降ってないが朝の水蒸気が身体にまとわりつく感じでウェアが乾かない。
暫く走っていると前方にチラチラと自転車の陰が見える。少しずつ寄って行くと赤い侍ジャージのBatsuさんだった。そう言えば過去2回の宗太郎峠を通る高千穂600kでは一緒だったなあとか思いだした。
1回はDNFして電車だったけど(^^;。

国道10号:延岡まで後何キロ:0700

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付かず離れずの距離をキープして2人で宗太郎峠の頂上へ向かう。
記憶ではトンネルが頂上の様な気がしたが、それより手前の集落に入るところがピークだった。頂上付近の登りでレインウェアを脱いでいるエスフジさんを追い抜き様に声を掛ける。
ピークを越えて下りに入るが、延岡側へは割りとダラダラとして下りが続いて、路面は完全にウェットになっていた。しかも延岡に近づくに連れて雨の降る時間が長くなってきている。身体はあちこちの痛みと完全に濡れて雨と汗でベトつく。川の傍で休んでいるM木さんを見掛けた。
たった25km程度の距離が長く感じる。雨が降り続いていたので、雨宿り出来そうな軒を見つけBatsuさんには先に行って貰い今更だがレインウェアを装着する。
ほぼ平坦近くになり国道10号と326号が合流すれば、道の駅はゆままではもう少しだ。最後のちょっとした登りを登ってはゆまに到着すると、BatsuさんとAJの会長さんともう一方が休憩していた。
当然ながら天候はどんどん悪化していく。延岡を過ぎて日向に行く頃には(この時はその前に門川があるという記憶が無かったw)もっと酷い雨になっているだろう。
取り敢えず、先に走り出した。

PC4:7-11日向平岩:1016

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はゆまから延岡に入り、ジョイフルで休憩している参加者に手を振って降り続く雨に打たれながら国道10号を南下していく。
ジョイフルの直ぐ先は長い橋になっていて海からの横風が吹き込んで来る。ハンドルを取られない様に慎重に走り抜ける。
土々呂から狭い旧道に入って走る頃にはシャワーの様に降り続く雨が口に溜まるのを吐き出しながら走っていた(笑)。門川で海に近い場所を通った時には、吹き込む東風に煽られた塩水が眼に染みた(^^;。
軽い登りに差し掛かると側溝から溢れた水がシューズカバーを越える程に流れ込んで行き、その水を大型トラックが跳ね上げながら横を通過していく。
一旦、歩道に避難してみるが歩道も同じ様に水が溢れていた。ちょっとウンザリして歩道を引き返し始めた。
向こうにLEDライトが見える。暫く待っているとAJ-Chibaジャージの参加者とその後ろはBatsuさんだった。
気がつくと雨も少しは穏やかになっている。やれやれと後を追って走り出した(笑)。
途中、Batsuさんがすきやで離脱した後も惰性で走ってPC4に到着した。

南日向駅:運転見合わせ3時間待ち

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PC4でのリードタイムは3時間。台風で無ければ十分な余裕だ。
ボランティアのスタッフNasu_Jiroさんに状況を聞くと宮崎の一ツ葉と日南は東の強風らしい。
PC4で何人かがリタイヤを決めている。食事をしている間も強風でテントが飛ばされそうになった。
まだペースはそれほど落ちて居ない。右足の小指付け根の痛みがかなり酷くて体重をあまり掛けられないがペダルは漕げない事も無い。ただ濡れた身体の不快指数はかなりのものだった。

結局、行かない方を選んだ。

遅れて到着したBatsuさんもリタイヤを決めたという。
M木さんもリタイヤしたが、小降りになったので宮崎まで行ってみるという(^^;。

日向市駅まで帰る気力も無かったので、直ぐ傍の南日向駅で電車を待つ事に。駅には先客が2人居た。同じくリタイヤを決めたTさんとMさんだった。
コンビニのゴミ袋にBe-Oneを包み、電車に乗り込む。


延岡から津久見まで:強風のため運転見合わせ

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ここから、帰還への長い旅が始まるとは思いもしなかった(笑)。

まず南日向駅から電車は一向に発車せず。たまに小降りになったり窓に叩きつける様な土砂降りになったりを繰り返す天候を横目に座り続けた。

3時間後に出発して延岡到着は15時過ぎ。眠ろうとするが目が冴えてあまり眠れない。

延岡駅の周辺には食堂は無く、駅舎内の食堂かコンビニで補給するしかない。2010年高千穂600kでリタイヤした時も、延岡から輪行した。4人で駅の食堂で食事して17時過ぎに遅れた電車に乗り込む。

続く