T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM1020番外編:面白いバイク

とある参加者の自転車に乗せて貰いました(笑)

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なかなか本屋に置いてない(笑)長距離専門本の編集長の愛機です。
GOKISOハブを撮りまくっていたら、「乗っても良いですよ」の一言に飛び付きましたw。

この時はまだこのバイクの企画記事を読んでませんので、全くどんなフレームかは知りません。
単純にGOKISOホイールが付いている自転車としか知りませんでした。

なので、車体を持ち上げた時に「意外に重いですね」とか的外れな感想を述べてたりする(汗)。
後で記事を読んだらオールクロモリフレームにしては軽量な方だとか。

試乗と言っても真っ平な歩道を50m程ですが・・・。これが非常に面白かった。

身長と手足の長さが似ている事もあり、長距離用のセッティングでポジションがTT長の長いKleinと似ている事もあり、跨って走り出しても違和感が無い。
シッティングで軽く漕いでも、GOKISOホイールの抵抗の無さは平坦な歩道が軽い下りかと思う程(は言い過ぎかw)。

本当の面白さは最初にターンした時の車体の動きの滑らさだった。
例えばフレームの傾きにフロントの舵角が追従して旋回に入る一連の動きが、ライダー自体がそれほどバランスを意識せずに安定した流れに任せる事が出来る。
オートバイなら車体のロールセンターが判り易いと云えるのだが、ライダーの体重が車体重量を遥かに上回わるサスペンションの無いロードバイクの場合は表現が難しい。

感覚的に云うなら「芯」のあるバイク。(いや、バットじゃないけど 笑)

ブルベにおいてフレームにコンポーネントやパーツを装備していくと要求装備の重量により前後バランスが崩れたりするのは、ライディングや操安に神経を使うので好ましくはない。
カーボンのレース用軽量フレームでは車体のバランスの面では競技者レベルの走行経験が無いと車体の要求点が高くて乗り難さを感じる時がある。勿論、フレーム重量があれば判り易いとかの話しでは無いのだが。

オーナーの要求仕様とビルダーの経験が上手く噛み合った結果かどうかは判らないが、こんなフレームのバイクならオーダーしても良いかなと思えるバイクでした。

ところで登り坂とかダウンヒルとかは走ってないので、重量とフロントセクションの剛性の影響は全く判りません。
ただ50m程度を走っただけの直感的な感想ですw。

取り敢えず、GOKISOハブでホイール組んでみたい(笑)。
GOKISOの完組みホイールはフロントが20hラジアル組みとか、リヤも24h反フリーボディ側がラジアル組みとかちょっと剛性面で38mm高セクションのカーボンリム使ってもどうなのかな?と疑問がありましたが。
特にブルベの使い方ではあまり問題無さそうです。まあ雨天時のブレーキの制動能力は・・・(^^;。

センターディスク用とかShimano11速フリーボディ用とか販売予定は無いのかな?