T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM608嘉麻600k 概観

良くも悪くも天候の影響は大きい

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(Katayamaさん撮影)

◯コース設計について
椎葉村までの前半220km区間で獲得標高のほとんどを集中させており、国見トンネルからは下り。椎葉から日向までは下り基調の平坦70km。日向から国東までは宗太郎と中の谷トンネルの200m程の標高を緩やかに登る平坦200kmと国東から両子寺の400mの登り以外は全て平坦基調になる。

今回は600kのコース設計から開催を仕切らせて貰ったが、コース決定後の2回の下見と認定を兼ねた試走で事前の確認すべきポイントをまとめられた事。
前半の山岳路のコースは20年来の古い付き合い(笑)で熟知していた事。
#もっともオートバイで駆け上がってたので人力で登ると結構辛かったがw。

この2点で椎葉村までのコース自体は早期に決める事が出来た。結局、時間がかかったのは椎葉村から後のルート選択だったのだが。

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(Katayamaさん撮影)
意外に思ったのは参加者の多くは地熱発電所の急勾配が大変だったようだが、自分は登り続ける四季彩ロードが苦手だった。
それでも緑の鮮やかな九重の風景を堪能して戴けたのでは無いかと思うのだが(笑)。

ゴール受付中

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当日の本番については概ね経験のある参加者とスタッフのサポートに助けて貰いながらSNSに書き込みが出来る参加者に動きを把握出来たし自分は受付と雑用に回れたのは良かった。
とは言え夜間や早朝にDNFのメールでも入るのでは無いかと思って暫く起きていた。また寝ないと翌日保たないので無理に眠るようにはしたが。

◯当日の天候について
さて、その間先頭を除く参加者の大半が日向の手前から別府の間を雨中走行していた様だ。椎葉から先の日向~弥生はほとんど書き込みは無かったからかなりの雨だったのだろう。
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(Nagatomoさん撮影 日向南町)

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(Kuniさん撮影 弥生大坂本)

◯リスクの考え方
梅雨の初期とは云え天候と風向きは当日になってみないと判らない。コース設計では標高差による難易度やルーティングの複雑度という人為的な選択の他に季節による天候の影響を勘案するかどうか。

これは設計者によるので何とも言えないが、出来るなら抱えるリスクは全体を通して一定にしておきたい。
今回のコースではコースを細分化せずに大まかに前半・後半で難易度を分けバランスを取っただけだ。

◯どこまで情報として伝えるか
それでもコースに関しては伝える情報が多かったし、後はどうやってコースの要点や注意点を情報として参加者に伝えるかだが・・・。
ブログやSNS掲示板で広報するにしろ、ブリーフィングで説明出来る内容はたかが知れているし、聞いてないやつはどうやっても聞いてないから(笑)、事前の予習は大事ではあるのだが。

一般的なサイクリストよりは夜間走行を含む長距離走の経験があるランドヌールとは言え、600kmの距離と睡眠不足による体力低下・集中力の低下は免れない。加えて今回は早々に崩れた天候によって快適に走れる筈だった夜間走行で相当疲労したと思う。
結果的にDNFが出てしまったのは残念だが、落車やパンクはあった様だが事故や大きな怪我が無くて良かったと思う。
またPCでのスタッフサポートがある事も参加者の支えにやリフレッシュに貢献していると思いたい。自分もPCでは良く助けられてはいるし(笑)。

ま、何にしろ無事終わって良かったw。次は9月の200kだが。