T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

RIDEA脚 痛(2)

膝痛

イメージ 1
今年からRIDEAチェーンリングを装着したKLEINで本格的な長距離走行としてBRMの200k,300k,400kまでを走行した。
もっともBRM以外ではほとんど(自転車に)乗ってないため、身体的に色々と劣化が激しい状態(笑)なのでRIDEAチェーンリング自体の特性による影響が関連するかは割引いて捉える必要がありそう。
結果は以下の通り。

○身体への負荷と痛みの傾向
今回の400kも同様に走った直後は蹲踞から立ち上がる事が出来ない位に両膝関節に痛みが有った。タイトルの下手なシャレ並に痛い(笑)。
RIDEAの場合、ペダリングで11時辺りから大腿部の筋肉や膝関節に掛かる負担が増えていくので、長距離での尻痛や筋力の疲労上り坂での腰への負担を回避する方法としてダンシングを多用する事になる。
ただしRIDEAの場合はダンシングの下死点でトルク抜けが発生するROTORとは逆の傾向を示しており心拍数を抑えて体重によるダンシングのペダリングは維持し易い反面、膝関節への負担は大きい。
ただし膝の痛み自体は200k/300kの時と同様で翌日にはあっさり回復した。腰痛も同様で負荷が無くなれば回復は早い。
尻痛は皮膚への圧迫痛なので、これは痛みが引くまでは時間が掛かった。

300kは終盤に腰への痛みが酷かったのは、200/400kと比較して300kの方が上り勾配がきつい
ルートが多く心拍への負担を和らげるためダンシングよりはほとんどをシッティングで登った事が腰に負担を強いた原因だろう。
今は上りはあるものの勾配は穏やかでダンシングが維持し易い状況を続けられていたせいで腰を伸ばして温存出来からだろう。その分ハンドルで体重を支える掌にも負担が掛かる事になったが。SealSkinzのパッド付きグローブのお陰で痛むまでは無かった。

また平坦でも速度そのものは抑えており平均移動速度も20km/hを大きく下回る走行を続けて
心拍・筋肉への負荷自体は低い状態を保ち続けたため背筋・大腿四頭筋の張りは翌々日で
回復した。

○RIDEAとポジション
SRAMSTIを変更した際にハンドル仰角を水平に変更し若干ハンドルが遠くなっている。
そのためブラケットポジションと下ハンポジションとではサドルの着座位置が変わってRIDEAのペダリングリズムが若干変わってくる。
下ハン時の着座位置は若干前乗り気味ではあるが、下りで不安になる程極端でも無い。RIDEAは膝関節から足首を前に押し出しながら下向きに踏み込む様に力を入れる必要がある。この最初の蹴り出しの瞬間が膝関節に負担を掛けている様だ。

ROTORやRIDEAの楕円系チェーンリングは、効率やパワー云々の宣伝文句は別にして、
それぞれ固有のペダリングスキルが必要になる。
楕円が自分に合わなければ直ぐに真円チェーンリングに戻した方が良い事は共通している。
次の600kもRIDEAで行くかどうかは検討中だったりw。

Ultegraクランクも擦れて文字が消えかけている。400k後の雨の通勤などで汚れたため、ブレーキシューやリムの清掃とSpeedPlayペダルのベアリングへのグリスアップを施しておいた。