T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

クラッチ油圧化の検討

クラッチワイヤー経路

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①の経路はT595の場合、純正ハンドルバーと純正クラッチケーブルの取回し。
②は2002年以降のDaytonaかスピードトリプル辺りから採用されたエンジンの右サイドを通る取回し。
ハンドルバーとフレームのネック部分の上下落差を無視して左右にハンドルを切った際にワイヤーが動ける余地を残しているのは②の経路。
①は緑色の経路はエアクリーナー下の空間を通ってシリンダー後方に至るため全長は短く出来るがハンドルの動きに対して自由に動かせるかはアウターワイヤーの硬さを考慮するとレバーからワイヤーの向きを上手く調整しないと難しい感じ。
ワイヤーに掛かる力の向きは黄色矢印方向になる可能性もありそうです。
元々のバーハンドル時の取回しがどうだったかは不明。

クラッチケーブルを油圧式ホースに変更した場合

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ブレーキラインに使用する#2はワイヤーケーブルに使われるスパイラル式のアウターシェルの外径はほぼ同じ。
ホース自体の柔軟性はスパイラルシェルの曲げ部分にインナーケーブルのテンションが掛かっており油圧ホースのフルードとステンレスメッシュにテフロンホースの方が柔軟性があり最小曲げ半径が小さく出来ると思われます。
スレーブ油圧シリンダーをクラッチケーブルガイドの装着した場合①、②の経路どちらでも良さそうな感じです。


続く