20年の隔たり
恐らくは設計年式から考えたら20年は隔たりがありますね(笑)。エンジン高はホイールより上に無くエンジン重量からして10kg以上は違うかもしれませんw
2000年代には3軸配置エンジンと鋳造・鍍金技術の開発で更にエンジンが小型・軽量になり、フレーム造形の自由度も広がりました。
955iはクランクサイドとカムヘッドカバーにマグネシウムを使っています。もっともクランクやバランサーはかなり重いですしw、シリンダーはオープンデッキと呼ばれるケースとシリンダーが別体式です。<シリンダーは手で抜けますw。
それからホイールはメーターギアの廃止・電気化によってハブが大型化されベアリングを保持するフランジ幅がフォークスパン一杯まで広げられディスクローターは0オフセットがほとんどです。
アクスルシャフト径を中空大径化しなくてもフロント周りの剛性が上がり、また作動性が改善された倒立フォークにラジアルマウントブレーキが採用されました。
これには設計システムの電子化とシミュレーション技術の進歩に拠るところもありそうです。
燃料噴射装置の性能も段違いでしょうね。
しかしバイク全体を眺めてみると基本構成にはこれといって進化は無く改善とコストダウン凄い頑張ってます感と余りをデザインで遊んでますって印象を有り有りと感じさせられ乗り手が少なくなっている今のバイクの現状を感じさせます。<まあ、爺の独り言です(笑)。
どんなバイクでも乗って操る楽しみは変わらないです。