T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

実は僅差

◯◯仕様とか

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RaceTechのサイトにスプリングレートサーチという有り難いツールがありまして、Triumphも各年代のDaytona/SpeedTripleの前後サスペンションの情報(とリプレイスパーツ)が掲載されています。
問題はDaytonaT595とSpeedTrilpeでは年式によってスプリングレートに違いがあるため、自分の955iがどのレートかは不明です。
もっとも片持ちスイングアームのSpeedTripleでもリンクプレートの形式がパンタグラフ式からボトムリンク式に変更されたのは最近の話しです。
走らせた時の印象ではそれほど大きな差異は無いと推測していますが、プリロードや減衰設定で印象も変わってきますから、バネの寸法からスプリングレートを計算してみました。

SHOWAはスプリングの線径が12.9mm。ノギスでは測り難いバネ径は71.1mm前後でした。
バネ径が1mm異なるだけで計算上のスプリングレートは大きく変わってしまいます。
測定したバネ径で計算するとスプリングレートは13.4kgf/mm。
バネ径が1mm変わると12.8kgf/mmになります。

NITRONはスプリングに0700x225x0775の記載がある様に、全長7inch(177.8mm)、内径ID2.25inch(57.2mm)、スプリングレート775lbs/inch(13.85kgf/mm)となります。
43/12は情報がありません。

スプリングの線径を測定すると概ね13.0mmとなり、巻数とバネ直径から計算されるスプリングレートは13.79kgf/mm。

何か印象に合わせたこじつけに近い数値になりましたが(笑)。セッティングでどうにかなりそうな値ですね。