T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

涼しい内に

先に右3番プラグ確認

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早朝から955iの状態チェックのため以下の通りに確認します。

1.エアクリーナーフィルター交換
2.右3番プラグ確認と交換
3.ステムベアリングの確認と交換
4.オイル交換と漏れ防止
Ex.散髪w

放置して雑草の様に伸びた髪をカットするため予約を入れた夕方までに整備を終わらせなければいけません。
タンクから燃料を抜いてセンサーやホース類を外してからタンクとエアボックスを外します。
引き取ってきてから何故かエアボックスから燃料タンクへの圧力調整ホースが取り付けてないので、ブレーキのエア抜きに使っていたシリコンホースで代用します。
取り外した右3番はクリアランス調整後のこの段階ではまだ綺麗なので再利用します。

ついでにK&Nエアフィルターへ交換

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エアボックスを元に戻す際に画像下側の純正エアフィルターからK&Nの湿式フィルターに交換します。
ネジ外して差し替えるだけです。エアボックス内にはブローバイからの吹き返しはそれほど多くはありません。

漸くベアリング交換

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前回グリスアップだけで再利用した下ベアリングです。前回の時から錆痕の状態は変わっていません。
交換対象ではあるのですが、今回は上側のみを交換します。

上側ベアリング交換

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イメージ 8955iの純正はボールベアリング(6205DDU)です。
上側にテーパーでもアンギュラーボールでもないボールベアリング(深溝玉軸受)にしたのか良く判りません。
交換用はアンギュラーボールベアリング(7205BW)です。
本来シールは無くベアリングが剥き出しです。
6205DDUのシール外して蓋代わりにしておきますw。
その前に撥水性の高いシリコン系グリスをボールの間に塗り込んでおきます。
組み込んで予圧を掛けて締付を調整した後にフォークを取り付けますが、クランプのどちらかが少し歪んでいるのかフォークの取付がすんなり入りません。まあ、前オーナーが何度か転倒している事が歪みの原因かもしれません。
各部の締付トルクを調整して組み上げます。折角ステムの動きが良くなったのにメーターやキーホールの電源配線が邪魔ですw。

午後からは

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昼過ぎに3までの作業を完了し、オイル交換のため近所のGSまで補給を兼ねて試走します。
戻ってからドレンボルトを外すと熱いエンジンから勢いよくオイルが流れ出ましたw。
追加したオイルはMotul 300Vが2.6L。これにWakosのMTパワーシールドを80mLほど追加します。説明書通りに事前にオイルと混ぜ合わせておきます。効果を発揮するのは暫く走行してからになりますが。ある程度走ってから再度オイルレベルを確認してオイルを補充しておきます。
これでやっと散髪に行けますw。