T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

GSX-Rカートリッジ分解

あ、伸側シム撮り忘れた

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ネジのカシメが削られていた伸び側ユニットを分解してシム構成を確認しました。
バルブやウェーブワッシャー等は除いたシム構成のみ記載します。
今回確認したGSX-R600用のシムスタックは同一外径で厚みが異なるシムが複数枚で構成されていました。
T595のシム構成と比較すると高速側シムだけで構成されている様な。



〇伸側バルブ側から順番に記載
番号 外径xシム厚x枚数
1 17x0.10x3
2 17x0.15x2
3 16x0.15x1
4 8.5x0.20x2
5 11.4x0.4x1

圧側シム構成

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圧側バルブ側から順番に記載
番号 外径xシム厚x枚数
1 17x0.15x2
2 17x0.10x8
3 16x0.15x2
4 16x0.10x3
5 15x0.10x2
6 15x0.15x1
7 14x0.15x1
8 13x0.15x1
9 8.7x0.20x2
10 11.4x0.4x1
これでもかと積み重ねられた17.0mmシムは10枚、伸び側と較べて全部で22枚のシムが組み込まれています。シム径とシム厚み別の並びも興味深いですね。
この正立フォークの粘度はSHOWA10番と思われるので、かなりの減衰力が発生すると予想されます。
バルブだけGVに変更してこのシム構成で試してみるのも面白いかもしれません。