T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

GSX-RフォークにGV組込み

GSX-R600フォークシム構成

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今日はGSX-R600のフォークにGVを組み込んで行きます。
このフォークは高いスプリングレートにしろ圧側はメーカー純正の仕様では無さそうな気がしますが、伸側は片側のカシメしか加工痕が無いので純正のままかもしれません。
前回のGV構成と同じにするのも面白くありませんし、この構成を眺めてみてGVの構成をアレンジしようと思いつきました。

伸側のカシメはグラインダーでネジのカシメ部分を飛ばしてやすりで均した後にタップを立てました。

記録更新w

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GVのシム構成を決める上でRacetechサイトにあるDVSでセッティングを見積もる事が出来ます。
前回はストリート用途でしたし。今回はGVのパッケージに付属するアクセスコードをDVSサイトに入力して体重と用途(Track Day:サーキット走行用)を適当に追加してみました。
当然ながら高荷重対応にスプリングレートが上がり大径シムの枚数が増える結果となりました。
DVSのアクセスコードですが1回の利用のみ有効です。前回はある程度の試行錯誤は許容していたのですが、何時の間にか入力設定を変えて設定を変えてみたいとかは出来なくなっています(^^;。

最もこの結果をそのまま使う訳ではありませんが前回の結果と合わせてシム構成を検討します。
まあ、適当に決めて行く予定ですが(笑)。

シム増し増しで

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最初にスプリングのバネレートはMatrisの8.5Nm(0.87kgf)では無くフォークに装着されていた9.0Nm(0.925kgf)のバネを使ってみる予定です。
DVSの結果と元々のシム構成を踏まえて減衰を上げる方向に積んで行きます。

〇伸側
クロスオーバーシム(11.0mm)は無し。

番号 外径xシム厚x枚数
1 17x0.15x5
2 16x0.15x1
3 15x0.15x1
※1~3までは低速(Low-Speed)・高荷重側シム想定
※4~7までは高速(High-Speed)・低荷重側シム想定
4 15x0.10x1
5 14x0.15x1
6 13x0.10x1
7 11x0.10x1
8 09x0.30x1 
9 調整ワッシャー

〇圧側
クロスオーバーシム(11.0mm)は無し。

番号 外径xシム厚x枚数
1 17x0.15x4
2 16x0.15x2
3 15x0.15x1
4 15x0.10x1
※1~4までは低速(Low-Speed)・高荷重側シム
※5~9までは高速(High-Speed)・低荷重側シム
5 14x0.15x1
6 13x0.15x1
7 12x0.15x1
8 11x0.15x1
9 10x0.15x1
9 09x0.15x1 
10 11.4x0.4x1
11 調整ワッシャー

バルブ反対側のチェックプレートは17x0.4x1→17x0.2x1にしました。
また増えた厚みに応じて調整ワッシャーは厚みを変えています。

さてまだフォークを組み立てて無いので、この変更で動作がどの様に変わるかは不明です。
まだ以下の作業が残っているので当分先でしょうね(^^;。
1.フォーク組み立て・スラストベアリング組込み
2.Marvicにタイヤ購入/組込み・ホイールバランス調整
3.ブレーキホースフィッティング・ホース購入/組込み
4.955iにフォーク組込み・赤外装に交換