T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

グッドモーニング・キュウダイ

月下登坂:0438

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水分峠から玖珠方面へ下る道はあまり勾配は無い。気を抜くと30km/h程度しか出てない。30分ほど走って4時直前に玖珠の街中に入る手前のコンビニに到着。ここがPC3となる。あまり長居はせず買物だけ済ませて玖珠を過ぎて高塚地蔵方面の登りにアプローチする。
高速道路の高架を縫う様に登っていく。山向うには満月に照らされた玖珠の風車が浮かび上がっていた。
ここでアウターからインナーへ落とした瞬間チェーンが落ちて急いで向きを変えてシューズを外そうとしたがそのまま立ちゴケ(笑)。STIレバーに傷が入ったのと倒れた衝撃で携帯のSIMカードがずれる位だったが身体はなんともないのでリスタート。
「あそこ(風車の高さまで)まで登るんかな~?」とか話しながら登っていたら、天ヶ瀬方面の川沿いの道が霧の中に沈んでいたのが見えた。川沿いの霧の中を走っていたらさぞかし寒くなっていただろう。こちらは適度な登りで身体も温かいし霧も無いし天ヶ瀬のでこぼこ道より遥かに舗装も綺麗だ。
 
結局、風車の標高辺りまで到達して登りは3キロ弱で終了し、後は山の中の狭い道をひたすら下っていくだけだ。狭い1本道はガードレールも無く白線も無いため路肩が全然見えない。まだ1時間以上経たないと夜は明けない。
 
日田駅の田島陸橋を越えたのが0518。
何故か日田市街に入ると一面の霧で全く視程が取れなくなった。国道386号に入りほとんど前が見えなくなってきたしD代表も眠くなってきたというのでウエストの24hうどん屋で休憩。うどんを食べて横になったD代表を見てこちらも10分程テーブルに突っ伏して仮眠。店は良い迷惑だろうが許せ(笑)。代表には更に10分ほど仮眠して貰ってその間にライトの電池交換と霧が晴れそうにもないので防寒用のレインウェアを出しておく。
 

黎明:0638

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日田市内の霧は晴れないままだが空が明るくなり始めたのでレインウェア上下と雨兼用シューズカバーにフェイスマスクを被って走り出す。
・・・霧は冷たくて身体が温まってくるまで暫くは震えが止まらない位寒さを感じた。もっとも夜明ダム手前で霧も晴れたのでなんとか寒さは気にならなくなったが夜間の霧に対しては安全と防寒の面で対策が必要だろう。
頭部は耳まで覆うヘッドキャップを装着しておいたが、後からレインウェアのフードを被せたらもっと暖かくなったのでは?と気がついたが(笑)。
 

来光:0710

 
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夜明(ダムの名前です 笑)を通り過ぎて杷木に入った頃にやっと太陽が顔を出した。
これからは気温も上がるし明るいからペースも上げられるし残り距離も60km程度で幾分気が楽になってきた。 原鶴の道の駅でレインウェアとヘッドライトを収納して明るい陽の光を背中に受けながら走り出した。
 

朝倉の3連水車:0742

 
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朝なのに交通量がそこそこある国道386号の途中からもう1本筑後川沿いにある県道14号に入って着いたのは誰も居ない朝倉の3連水車。 
とりあえず暖かな太陽が背中から照らしてくれるのは有難い。これが進行方向からだったらありがた迷惑だったが(笑)。
県道33号に右折直後のコンビニが最後のPC4となる。
ここから甘木を過ぎて最後の「八丁越え」が待ち構えている。
 
 
 

秋景色:0840 

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甘木を過ぎて秋月から標高500mを越える八丁越えにアプローチを行う。
D代表が疲れてそうだったので1本道だし前を牽こうとしたら、直ぐに八丁越の入り口(^^;。
ここまで来て頂上までは7キロ程度なのでのんびり登っていく事にする。
今年初めて紅葉らしい景色を見る事が出来た。 
 
八丁越えを越えてゴール地点の稲築スポーツプラザには1007に到着。一応規定時間内にはゴール出来たが夜間走行のペースと登りは注意が必要だろう。
 
特に大分から水分峠までの国道210号はダラダラ登りが長いし、県道11号は道が狭い上に動物王国で(笑)。
天候も良く満月だったし濃霧も少しだけという好条件下でもそこそこのペースを維持するのは集中力が要る。
補給については中津~宇佐~別府~大分間で
十分に補給が可能。サファリまでの登り区間はあるが大分までの間で補給は十分に摂れる。
庄内町~水分峠~玖珠は補給は自販機のみ。
 
 
※装備インプレ
・Kleinの装備については問題無し。異音も無し。立ち転けでレバーとサドルに傷が入ったけど。
・灯火類はLD20とヘッドライトの組合せで最低限路面からの印フォーメーションは拾える。まあ鹿とか猪とか何か出てきたら止まれる速度では無いので・・・(笑)
・ウェアについては夜中の風無し霧無しで摂氏3度はASSOSの851とクラフト防風インナーにウインドブレーカーで問題なし。駄目だと思われたグローブも意外と気にならない。
・濃霧時の寒さにはレインウェア上下を着込むんである程度の運動量を保てれば寒さには対応は可能だろう。
dhbのミドルグレードのタイツは防風素材が無いため膝の冷えに対応するためにレッグウォーマを上から重ね履きした。冷えには対応出来たがどんどんずり落ちてくるのは面倒(笑)。脚が冷えるとペースが落ちる。
 
次は400kmか・・・。12月は仕事が週末に入っているので来年か?(汗)。