T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

ベイシチーローラーず

仕事の関係上で「ゲイツの呪い」(笑)とか週末の悪天候で、なかなか時間を取って実走する気分も起こらず、気が付けば1月は3本ローラー「だけ」で300km弱も走っている状態。
本格的にトレーニングするレベルには遥かに足りないが、右足の動きが悪いのを改善して出力ムラのないペダリングを身に付けるには3本ローラーは効果が高いみたいです。
ローラー上で長時間安定した姿勢でペダルを回すためのサドルのポジション見直しを行いほぼ完了しました。

右膝の回転軌跡が左膝と較べて低くなり易いのですが、実走行では多少ふらついても左でカバー出来るためなかなか改善出来ていませんでした。オートバイと同じくフロントはトレールによるセルフアライニングトルクによりバランスの悪さによる車体側の調整機能が働くためそれほど気にならないというのが理由です。
3本ローラーの場合、ローラーとタイヤの接地面は完全な平面ではないためフロントのふらつきは顕著に出る様です。
そこでハンドルバーに(なるべく)荷重しない姿勢と脚の回転を効率良くペダルに伝えるポジションを長時間維持出来る事を再考する必要がありました。

大腿部の後ろ側の筋肉を主に利用する様に股関節の伸展と大殿筋を使って右膝を高く上げ易くし左右の回転のブレをなくして車体を安定させるためにサドル着座位置が後ろに下がりました。

サドル-クランク中心対比で96%よりも少し長い670mm(クランクまでは685mm)で落ち着きました。
サドルも前後の形状がフラットなアリオネのCXサドルに換えました。以前はノーマルアリオネにクラインが乗り易いと思ったのですが、今ではヘリウムとCXサドルのポジションがローラでは腰を安定させ易いです。ヘリウムとクラインではフレームサイズが異なりますが、クランク-サドルの着座位置関係は同じでステムとハンドルSTI高さが異なるだけです。

しかしまだ難点もあります。ハンドルへの荷重が片手ではコントロールし難い(漕ぐのと連動)ので片手運転がやりにくいのでボトルも取るのが大変です。
また腰から尻の安定感がクランクの回転数に影響するため、現時点ではヘリウムで125。クラインで110が腰が跳ねずに回し続ける最大ケイデンスになっています。
固定ローラーだと150程度はいけるのですが、3本ローラーでは逆に効率が良くないとまわせないです。

現時点では50x17でケイデンス93~100付近で30分~40分間漕いでいます。3本は負荷が軽いので心拍数は120~150程度までで負荷はそれほど掛かりませんが汗が沢山出ますね(^^;。