T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

Kona Kura 復活

近所を一巡り

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ブレーキが復旧出来たので近所を一巡りしてきました。

代替ブレーキ到着

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SLXブレーキを分解して清掃している間に下位グレードの前後ブレーキセットが到着しました。BL-M505はSLXのBL-M665とはブレーキレバーのパワーサーボ効果のある可変ピボット機構が省略されています。レバーストロークがフニャフニャしてますが新品(新車外し)なのでSLXがダメになったら交換します。

ネジ穴復元中

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前回はネジ穴全てを埋めて復元しようとして失敗したので友人のアドバイスで割れた縁だけを復元する事にしました。老眼なので細かい作業は大変ですw。

剥離剤を塗ったボルトをネジ穴に通してから割れた縁部分にオートウェルドを慎重に載せていきます。1日置いて乾燥後に細かくヤスリ掛けして形状を整えました。

組み立て中

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ネジ山の復元が終わったブレーキにピストンなどのパーツを戻していきます。ピストンパッキンは代替品が見つからなかったので組み付けてミネラルオイルで潤滑させてマスターシリンダーに差し込みサークリップで固定しました。プッシュロッドはシリコングリースでくっつけて保持してレバーを組み込みピボットシャフトを打ち込んでおきます。パワーサーボ機構のせいで穴のセンター出しが面倒でした。

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リザーバータンクにミネラルオイルを入れてエア抜きを行った後にダイアフラムと上蓋を重ねます。
新品のダイアフラムが用意出来なかったため密着性確保にダイアフラムとリザーバータンクの接着面に液体ガスケットを微量塗ります。ただし上蓋にはリザーバータンクのフルードオイル圧力変動に合わせて変形するダイアフラムに対して負圧にならないようにエア抜きが存在します。ダイアフラムと上蓋の上面には塗らない様にします。

1日放置中

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前回はタンクを水平にしても半日放置するとオイルが漏れてきたブレーキですが、今回は1晩空けても漏れは発生しませんでした。ピストンアセンブリのパッキンがダメになればどの道本体丸ごとBL-M505に交換する事になります。

ピストンパッキンはオートバイ用の1/2インチ(12.7mm)マスターのピストンパッキンが使えれば良いのですがw。セットで使えそうなのはパッキン1個だけみたいです。まあ代用のパッキンセット2セット揃えたら新しいブレーキが買えますけどねw。

試乗中

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近所は上りと下り坂しかありませんが車が少ないルートを巡回してみました。ブレーキの効きもフルブレーキ付近のブレーキ鳴きを除けば制動力に不満はありません。シフトレバーなど各部の動作も錆びたチェーンも力を入れても問題ありませんでした。もっともエンジン(ライダー)の方が2年2ヶ月振りのペダリングに疲れましたがw。