漏れ止まらず
シーリング不良でフルードの漏れが止まらないBL-M665ですがパーツリストを見てもマスターシリンダーピストン部分はユニット本体としてアッセンブリになって個別に部品はありません。販売が終了した旧いモデルですが別の代替品の目処がついたので心置きなく分解する事にします。
ホースが
外は寒いのでブレーキマスターを外そうとしましたが、ホースのナットを緩めても何故かホースが引き抜けず。仕方ないのでキャリパー毎取り外しました。
マスター本体は構造的にはラジアルマスターシリンダーそのものでした。レバーのプッシュロッドと2つのシールが付いたピストン本体にリターンスプリングが収まっています。2009年当時の製品ですからレバーピボット部のレバー比可変機構はオートバイのものより進んでますね。
シリンダー内部
シリンダー内部は綺麗でした。マスター径は12mm位なのでホースが繋げられればバイクのラジアルマスターでも装着できそうなw(嘘)。
漏れる可能性としてはピストンシール不良ですがネジ穴を壊す前はブレーキは正常に動作していたので可能性は低いと思います。
まあシールのリペアキットが有れば良いのですが。ピストンシールという名称では探せなくて工業製品としては油圧用ピストンYパッキンの分類になる様です。外径が小さいミニYパッキンに代用出来そうなサイズがありそうです。
原因は
やはり漏れる原因は割れたネジ部のシーリングの様です。液体パッキンを塗ってみるか。