T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

初期伸び調整:カンパ その他

コンポーネント:ワイヤー初期伸び

一応、CampagnoloコンポーネントのセッティングはHPからダウンロードした設定マニュアル(日本語)を参考にしている。
まあシマノ式でやれば通常はアウター・トップとインナー・ローでディレイラーにあるチェーン落ち防止の位置決めネジ調整でカセットスプロケットとプーリーの整列を確認する。最終的には変速動作の全てを確認しているが生憎ワイヤーは使ってくる内に伸びてしまうから引き代が変化してしまう。概ねこの変化の影響は実走時に発生し、その結果は非常に走行に都合が悪いのが常だ(笑)。
 
もちろん前がアウターギアとインナーギアではディレイラーのチェーンテンションは異なる。
最初に設定した時にはローラーで全てのギア変速は確認していたが、200kの試走が終わり再度ロー側の整列を確認すると50x27と34x27でギアとプーリーの位置が違って50x27では半分程25側にずれていた。
そこで50x27で再度ワイヤーの引き調整とネジ位置見直して50x27が使える様に設定し直し。全てのギアでの変速動作に問題がない事を確認した。
構造的にはシマノと変わりがない筈なんだが。手でワイヤーを強く引っ張り過ぎるとエルゴパワーのラッチが落ちる(^^;。50x27が使えなかった以外はチェーン落ちや変速不良は全く無し。

タイヤ:Continental GP4000S

2年落ちでコンパウンドが固くなっているRaceLiteよりは新しい4000Sの方が走り易いのは当たり前(笑)。
久しぶりに4000Sで山道の下りを走ってみたが、フロントのオーバーステア気味旋回性だったっけ?って感じでコーナーリングしていく。Canyonのジオメトリではそこまでフロントは過激ではないしグリップ感は十分以上に感じられて切れ込む感じは無い。重量のある装備を付けてもブレーキ含めて安定している。
下ハンでのブレーキレバーが少し遠かったため、エルゴレバーの位置を再調整した。
 

サドル:Fizik Arione CX Carbon

元々Arioneを使うのを止めたのは座面の形状が変わりスポンジが柔らかいせいで鼠径部への圧迫が辛くなっていたためだった。あくまで長距離を低負荷で走るブルベでの話。
やはり200キロの後半では鼠径部への圧迫を嫌ってか平坦区間はほとんど下ハン常用トルク型低ケイデンス(90以下)で漕いでしまった。お陰で以前より痛みは無くなったが腰に負担が(笑)。

ホイール:Fulcrum Racing1

平坦ではクリート調整中という事もあって左足首と膝が動くのが抑えられず左脚が上手く回せない場面が多数。逆にタイヤを換えてグリップが上がったせいか低ケイデンス時の登り坂での回し易さやコーナリングの楽しさが目立った。
 

クリート調整

特に200キロでは走行後の痛みなどはないが走行中のペダリングの違和感が大きい。
平坦走行中でケイデンス100以上を維持しようとすると左足首がアンクリング気味に踵が下がるのか回そうとすると踵がステップアウト方向に撚れて左膝が引きずられて行くと綺麗に回らない。逆に右膝は踏み込みから引き上げまでのトルクが一定で違和感は無い。
また登り坂で低ケイデンスと腰を後ろに引いたアップバーの状態では左足首は安定してトルクを掛けられる様にはなるが13%を越える勾配の坂では右脚との連携が微妙(笑)。
最後にダンシングは左脚が妙に突っ張った感じで今まで安定していたダンシングのペダリングがリズム感がなくなりバラバラ状態。
現状は下ハンで左足首の角度固定のために腓腹筋に余計な力が入っている状態。まずは足首が撚れないクリート位置を再設定する必要があるだろう。