T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

ツールド佐伯2011

佐伯の蒲江まで片道200kmもあるよ・・・

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大学の頃地元の知り合いと一緒にオートバイで林道を走った位で他に佐伯に行った記憶が無い。
それもその筈大分からで佐伯まで60km弱。更にマリンカルチャーセンターのある蒲江までは80km以上もあるし道自体があまり整備されてなかった。
マリンカルチャーセンター自体存在して無かった昔話(笑)。
北九州からだと椎田辺りの渋滞ぶりに嫌気がさして日出から有料道路を走って佐伯まで直行したら受付前に到着。
ステップワゴンの平均燃費が14.9km/Lのおまけ付き。
 
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スタッフが忙しそうに準備しているのを横目にセンターから山を見上げると展望台らしき建物が見えた。景色が良さそうなので行ってみる事に。
山に向かう坂道で見覚えのあるロードで登っている人が居た。バックミラーで確認するとやっぱりブルベライダーのKさんでした(^^;。
山頂の高平キャンプ場に到着して海を見下ろしながら暖かい日差しに照らされて暫く世間話。
 
受付会場では「青」さんにお会いしました。知らないところで知った人に会えると楽しいでですね。
 
夕方から佐伯市街に戻ってSainoさんOkuさんと合流して道の駅「やよい」で一風呂浴びる。
高千穂600kでは到着が遅くで風呂に入れなかったから「死海の湯」は本当に身体が浮いて面白かった。
夜は予約していた寿司屋に行ってたらふく食べてマリンカルチャーセンターに戻り車中泊
どうやら前夜祭とか会ったらしいが、既に静かな夜だった。夜中のトイレがちょっと大変だったがw。
月に照らされた砂浜には幟とテープで区画が出来ていた・・・。翌日ビーチバレーがあると聞いた。 

スタート9:00

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早朝6:00。カーボンホイールに交換しようと前々日にフロントのタイヤを張り替えたまでは良かったが、後輪をカンパのフリーボディのまま持って来てしまい、何で1枚余るんだろうと暫く悩んでた(笑)。
仕方ないので暫くDi2と11速で遊んでみた。トップ側なら意外にShimanoチェーンでも普通に変速する。
この時の調整が後でちょっとした問題を引き起こすんだが・・・。
開会式ではブルベの長崎組の参加者ishiさんにお会いする。
 
Kさんと地元の代議士の挨拶等々を聞いてスタート地点へ。意外に少ない感じ。Sコースは50名も居ないので先頭付近でスタート。どうせ後から早い連中が前に出て来るから暫く流しておこうと思ってたらOrduに乗ったSainoさんが前を牽くので着いて行かざるを得ない(^^;。暫く金魚・・・(笑)。
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何故かスタートから速度センサーが速度を拾わない。朝のゴタゴタでセンサーギャップが狂った様だ。
国道を外れて意外に急な勾配で久しぶり心拍が189とか表示するwので先頭集団から千切れて坂道一人旅。
山頂の第一エイドは18キロ程度なので先頭集団の誰も止まらなかったみたいでスタッフが暇そう・・・(^^;。
中越からコースがS・BとAに分岐して鶴御崎へ向かう。
海岸沿いの平坦コースだが海岸に沿って曲がりくねる道は風向きが刻々と変わって走り難い。
イメージ 10前走者が向こうに見えているんだけど全然追い付かない気がする。
暫くすると後方から追い上げてきたグループと合流。やれやれと後ろに回ろうと思ったら工事箇所の連続で暫く先頭を牽く破目に(笑)。梶寄から上りに入る。ここも短いが登りがきつくて34が欲しい位。前を走っていたTrekの人のペースに合わせてセーブしながら登るw。
自分が走ってきた道が見下ろせる。あそこをまた帰らないと行けないんだが・・・。
 

鶴御崎:10:40位

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登っている最中は朝方11速用にいじった(笑)Di2のインデックスがかなりずれてロー側の変速で音鳴りがするのが気に障る。走りながら調整する。長い登り坂を登っていると頂上付近で招待された競輪の大竹選手が先頭で降ってきた。登り切って暫く下ると鶴御崎のエイドステーションに到着して一休み。速度センサーギャップとインデックスを再調整しておく。また来た道を下る。下りは楽です(笑)。 エイドを出掛けに以前お会いしたCanondaleの方とGarminジャージの方と暫く話をした。
下りの途中でBコースの黄色ゼッケンの人と擦れ違い始めた。

吹灘防災公園:11:35

イメージ 11すっかり距離計が狂っているので他の参加者とついたり離れたりして平坦で30km/h以上で走って1時間ほど先のエイドステーションへ到着。対岸は佐伯市街地だ。
ごまだれの入ったうどんと鯖と鯵の寿司を戴く。そして「ゆず胡椒」。大分ではこれがないとうどんがしまらない・・・気がする(笑)。
気温も上がって汗をかいているので、脚攣り防止に塩飴を貰っておく。鶴御崎から先は脹脛に虫が這い回っている様な感じで痙攣していたんだが。 
ここでSainoさんとOkuさんに合流。 
 
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佐伯市街から津々見を回りペースの合う人とローテ?しながら弥生まで戻ってきた。途中のエイドは通過する。
ここからは交通量の多い道を回避する様に右左折と川沿いのサイクリングロードを右左折させられるのはちょっときつかったが、必ず分岐と交通量のある交差点には誘導員と警察が居た。
またどんな田舎道でさえコース上の間違え易い道や下りでは必ず誘導員が居て指示を出してくれる。かなりの規模のスタッフ数じゃなかろうか?
何時もはGarmin500の簡易コース表示で分岐などの確認はするんだが、その前に誘導が的確なのでストレス無く走り易かった。
サイクリングロードではSainoさんの乗るTTバイクのOrduにはZipp1080という超ディープリムが付いているんだが、中空部分が多いせいが変速の際にやたらと賑やかな音がする。後ろを走っていると何かが壊れた様に聞こえるのでちょっとビビる(笑)。

弥生スポーツ公園:13:25

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足切り時間30分前に到着。何とか14:00の足切りは免れた様だが、ここのスタッフから丁度コースの半分位と聞かされてゴールの17時は結構厳しい感じになってきた。・・・と思っていた。
(実はこのエイドは113km地点なんで後80キロも無いw)
弥生で国道10号を跨いで県道35号に入るとだらだらとした登り坂が宇目のエイドステーションまで続く道をSainoさんと登っていく。Okuさんはちょっと離れているみたい。<途中のエイドで竹寿司を食べていた様だ・・・。

宇目交差点:14:37

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Garmin500のプロフィールマップを睨みつつ(睨んでも登り坂は変わらないw)、宇目のエイドステーションに到着。
ここで残り50kmという話と後は下り基調という話を聞いて一安心。ちょっと時間を取って音鳴りのするDi2を再度調整。 
結構な時間TTバーの前傾姿勢だったりノーマルギアで以前よりは腰に負担が掛かっている筈が痛みはあるものの脚が回せなくなる事は無かった。
やはり股関節の稼働域が増えて柔軟性が増したせいだろう。 ただし以前より両膝に負担が掛かっている様だ。

直川まるごと市場:15:11

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国道10号線に戻って直川に到着。ここまで来れば後は轟トンネルの峠越えが控えているだけなので、3人で完走するために休憩を入れておく。ここまでのエイドでは毎回バナナを食べていたので、とりあえずコーラ補給で喝を入れておく(笑)。
弥生から番匠大橋の手前で指示に従い反対車線の歩道を走って番匠大橋を渡る。確かに大量の自転車で2段階右折とか無理だろうけど歩行者も居るので注意しながら歩道を走る。サイクリングロードを走って高坂トンネルへ向かうルートへ。
190kmのコース上で唯一難点があったのが、この高坂トンネルだった。丁度、各コースの参加者が集まってくる時間帯でトンネル自体が登りで長い上に路肩も狭く交通量も多くて車に突っ込まれないかとヒヤヒヤしていた。

総合運動公園裏:15:53

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残り20キロ。轟トンネルまで登りが続くがそれほど勾配は無いからパンクとかアクシデントが無い限り17:00までにはゴール出来るだろう。
みかん2個を頬張り、よもぎ餅と塩飴を貰っておく。
またCanondaleの方と一緒になったので轟トンネルまでの登りを一緒に上がっていく。
少し薄暗くなった山道を前にも後ろにも参加者の列が続いている。 
みんな結構疲れているみたい・・・。
 
  

轟トンネル手前:16:29

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到着。SainoさんとOkuさんが登ってくるのを待ってトンネルを抜ける。
トンネルを抜けたら漕がなくてもすっ飛んでいくスピードで下っていくだけだw。
 

マリンカルチャーセンターゴール:16:45

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何とか17時前にゴール出来た。スタッフの人からごまだれとバンダナの参加賞を受け取り、3人の写真を撮って貰ったりする。一旦ステップワゴンにHeliumを積んでマリンカルチャーセンターに戻り餅の無くなったぜんざいと超満員の風呂に入って18時頃に2人と別れて撤収。
また来た道を戻って21時頃に帰着。帰りも平均燃費14.9kmをキープ出来た。
 
ツールド佐伯のSコース190キロはコースも走り易くて面白かったしスタッフの充実度も今までの中で一番良かったんじゃないだろうか。まあゆっくりエイドを楽しみたいのなら160km辺りが良さそうだけど(笑)。
一日中エイドや誘導で対応してくれたスタッフや佐伯警察の方々には大変、感謝している。