ダンパー組み込み
整備の終わったユニットをインナーチューブに組み込んで行きます。右オイルダンパー、左エアスプリングと左右を間違わないように事前にマジックで印を付けておきますw。エアスプリング側のユニットの接触部とチューブ内側にはShimanoの緑色のハブベアリンググリスとゴム用グリスを混ぜたものを塗っておきました。
ロアーレッグ作業
ロアーレッグには底にラバーリングとトップにフォークオイルを染み込ませたスポンジにダストシールを36mmソケットで打ち込んでからインナーチューブを差し込みます。チューブを2本同時に差し込むのはなかなか難しい(^_^;)。
フォークオイルは流用
ロアーレッグの底からロッドを引き出す前に左右のロアーレッグにフォークオイルを追加します。余っていたSUZUKI純正鉱物油です。
15Wは無いので10Wのフォークオイル5mlをロアーレッグ底の穴からスポイトで注入しておきます。フルボトム時のラバーリング接触の緩和と内部の摩擦低減目的なので普通のオイルでも問題無さそうな気がします。もっとも市街地だけなのでロック状態で使うためフルボトムする事はありませんが。
ロアーレッグにインナーチューブを固定する際に共回りするロッドの固定に多少手間取りました。両方を固定してからオイルダンパーに5WのSUZUKIフォークオイルを注入します。ピストンバルブを通してオイルが下に落ち気泡が吹き出ていくのを確認して何度かストロークさせてエアを抜いていきます。
取り敢えず車体に組み込み
エア抜きを完了したらモーションコントロールユニットを入れて蓋をすれば作業は完了です。まだエアスプリングに空気を注入していないので問題ないかは判りませんがリバウンドアジャスター調整による伸び側減衰は正常に動作していますが、Oリングを交換しただけのほとんど何もしてないモーションコントロール機構の圧側ロックが何故か効いてない感じ。単純にちくわの底の蓋を締めて隔室を作るだけなのですが。
空気入れ?
エアスプリングの空気圧が体重に合わせた設定値が95psi~105psiという高圧なのですが、それ以前に所有しているフロアポンプの口金が大き過ぎてフォークのバルブに入らずエアスプリング側が機能していません。口金が米式?でねじ込み式というのも厄介ですが購入してほとんど放置しておいたオートバイ用の電動エアポンプを思い出したのでダメ元で試す事にしますw。
電源供給元w
空気容量は少ないですが12Vの電源容量は多目のステップワゴンのバッテリーを使います。
問題はネジ
問題はねじ込み式のエアホースなので既定値まで加圧出来ても悠長にネジを緩めている間に直ぐにエアが抜けてしまいました(^_^;)。
仕方ないので加圧できるギリギリの位置までねじ込み、多目に加圧後はスイッチ入れっぱなしでなるべく急いで口金を回すを繰り返しw。
ポジティブ/ネガティブ共に何とかある程度加圧できました。どれだけ入ったかはかなり怪しいですが(^_^;)。
エアスプリング加圧後もモーションコントロールの圧側ロックが効きません。分解してもう一度調べてみますが取り敢えず走行は可能になりました。