T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

ダンロップ クオリファイヤー3000キロ走行後

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ミシュランパイロットスポーツからダンロップ クオリファイヤーに交換して3000キロ走行した。
昨年末から今年の冬は厳しく、大きなメンテナンスを実施するには丁度良い機会だった。

タイヤとは別に50000キロ越えたついでにベアリング・ワイヤー類のメンテナンスを行ったお陰で動きが見違える様になった。この事も踏まえてクオリファイヤーの確認を行った。

寒さの厳しかったこの冬も過ぎて暖かい春の日が訪れた。伊豆のいつものコースを走ってみた。今年初めてなのでペースは押さえ気味だったが、久しぶりのワィンディングは楽しものだった。

そこそこ長い距離を良いペースで走ってみた感想は、フロントは抵抗の少ないベアリングと正しいトルク管理と組み付けにより、クオリファイヤーの評価は高かった。

 フロントの軽快性とギャップなどの外部入力による応答性の良さは今までのタイヤ以上で、フロントの舵角が一定したら安定してコーナーを旋回する事が出来る。その時の旋回性はフロントから曲がる感じが今までより良い感じ。
さらにフロントの減衰力を上げると、リーン時の安定性が増しフロントからの豊富な情報を受けて旋回速度を上げる事が出来る。

今まではそれぞれのタイヤに関してリーンに対するフロントの舵角のつき方が一致する方が好みではあった。クオリファイヤーはその点は安定している。ただしこれ以上の走行距離を重ねてフロントが完全に磨耗してくるとリーンに対する不安定さや切れ込みが酷くなり乗り難くなっていた。特に登り下りのブラインドが大半を占める低速な山岳路ではタイヤの磨耗によるハンドリングへの影響が大きい。

・インプレッション
クオリファイヤーに交換して3000キロ近くになるが、現時点で試みたいくつかのコースに関して、低速から高速までの大半の道路に関して、グリップ、軽快感、リーン・旋回力に対するフロントの反応は乗り手が期待する通りの動きに収まっている。またリーンするにつれて相対的にフロントステアリングの高さが下がって(フロントタイヤのサイドプロファイルの高さが低いとでもいうのだろうか)から旋回力を増すのはクオリファイヤー特有なのだろうか。

・磨耗状態
3000キロ走行後ではあるが、フロントとリヤの磨耗状態は思ったより綺麗だった。