T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

BRM0522有明400k 後編

長崎は今日も雨だった(笑)

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PC27-11畝刈には17時前に到着。県道の狭い登りのため平均速度は24km/hまで落ちているが、それほど悪くはない。
降り続く雨で完全に補給のタイミングを逸してしまい、補給はPC間の中間地点で休んだコンビニとPC2でしか補給が摂れない。走行中は消化機能は働き難いので短時間にまとめての補給だと胃が痛くなってくる。ここで初めて胃薬を投入。長崎の知人に一緒に飯でも食べようとメールを送っておく。わざわざ雨の中、長崎まで走って楽しまない手はないし(^^;。
 
PC2から女神大橋までは20km程度なのだが、この間に結構きつい登りがあるのは未遂に終わった有明海1周で知っていた。
PC2からは先頭を海老仙人さんに任せてあまり頑張り過ぎない様に登って行く。この時点から腰の右側に痛みが出てきた。これは右脚が弱いためで何時もの事なんだが、霊園が頂上にある最期の登りで左側にも違和感が出始めたのが気になるところ。
 
入り口でちょっと迷ったが、何度か来ているので脇道を先導して18時過ぎに漸く女神大橋に到着。タイトルの歌が流行った頃にはこんな橋が出来るとは思いもしなかったけど(笑)。橋の上は気温もまだ高く風も弱くて助かった。
 

三角亭 ちゃんぽん

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キューシート上では丁度200Kmに当たる大波止(おおはと)交差点にある三角亭に到着。海老仙人さんは先に行くとの事でお別れ。
知人と落ち合って晩飯にする。店の主人に断ってゴミ袋を貰って椅子の上に敷く(笑)。体中蒸れてたからね(^^;。
皿うどんでは体が温まらないからちゃんぽんを頼む。味はどうでも良くて(笑)、塩分とスープの熱さが身体に心地よかった。
三角亭でゆっくり話をして身体を休めた積りだったが、店を出て市役所の通りを登って左折する所を直進しかけて他の参加者に呼び止められる(笑)。
自分の意識と感覚がずれてきた。

夜走るという事

夜走るのは嫌いではない。身体の冷却も良いし、余計なものが見えなくて走りに集中出来る。しかし今回は雨と路面の悪さが頭と身体と自転車を消耗させて行く。
体力の消耗はある程度補えるが、頭の疲労は気が付き難く危険な結果を招きかねない。
 

長崎市内~PC3鹿島高津原

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長崎市街から日見トンネルを抜けて東長崎を抜けて多良見と諫早へ向かう道路は交通量が多く、車が水煙を上げて横を抜けていくのは余計に鬱陶しい。
JR諫早駅の脇から鹿島方面へ向けてR207に入る。大型トラックが走るせいかちょうどライン上が轍になって雨水が溜まっている。車がやってくるとライトのハレーションで前が見えなくなるし、辛うじて見えていた白線さえ判らず道なりに走るのさえ難しい。
鹿島までの海沿いの道は街灯などない真っ暗なアップダウンが続いていた。車体に固定したLEDライトは前を照らすにはほとんど役に立ってない。ヘッドライトは最後の米の山まで取っておく積りで装着してなかったから前は見えないも同然で白線をトレースして走っていく。
最悪なのはこの危険な状況を楽しみ始めた自分の精神状態に気がついて居ながらも、冷静になろうとせずに走り続けた事。何を焦って居たんだか・・・。
長崎市内から70km離れたPC3に到着した頃には、腰の痛みは全体に広がってSTIポジションさえ取れずアップバーを握って下りでは全くペダルを回せなくて惰性で走っている様な状態だった。

リタイヤ

23時頃にPC3に到着するとブルベやジル練でご一緒した586さんが応援に来てたので驚いた。
雨に加えて予報通りの東からの風が吹いている。AJ福岡のスタッフさんに話を聞くと、まだ半数以上が来ていないらしい。というかPC以外の路上ではほとんどの参加者には会わなかったんですが(^^;。
平均速度は長崎市内と変わらず24km/h台。586さんと話をしながら夜食に不味いわかめかき揚げうどんを食べながら、続けるかどうかを検討する。残りは130km程度だが、腰の痛みは続いているのとブレーキの掛けられないアップバーしか握れない状態では到底この後の米の山峠までペースを維持するのは無理だろう。
 
残念ながらここでリタイヤした方が良さそうだ。スタッフにリタイヤを宣言して終わるんだが、586さんが帰りの脚を申し出てくれた事もあって寒い思いをせずにスタート地点のハーモニー広場に帰り着く事が出来た。
 
しつこく後書きへ続く・・・。